私が07年3月にインデックス投資を始めたきっかけ エピソード2
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私が07年3月にインデックス投資を始めたきっかけ エピソード1 の続きです。
ネットで金利の高い定期預金に預けるだけだった私が、勤務先の企業型確定拠出年金(401k)導入がきっかけで、何もわかっていない投資信託について自宅で調査を始めました。
投資信託について検索するとインデックス投資ブロガー記事がヒット
週末にネットで投資信託について調査を開始しました。
最初に検索した単語は「インデックスファンド アクティブファンド」でした。
401k社内説明会セミナー講師が、「アクティブファンドはプロのマネージャが銘柄を厳選する分、信託報酬が高くなります。ファンドマネージャの腕に期待ですね」と話していたことしか記憶にない程度の知識でのネット検索です。
検索では、投資ブロガーの皆さんの記事が数多くひっかかりました。
まさに当ブログ右下の相互リンクいただいている著名なブロガーの皆さんの記事を、土日の2日間でむさぼるように読みました。
おそらく1000記事以上を読んだはずです。
その結果、
- アクティブファンドは、高い信託報酬と頻繁な売買によりコスト面でインデックスファンドより不利。
- 市場が効率的であるかどうかに関係なく、低コストのインデックスファンドの方が有利。
- 著名ブロガーと同様に、インデックスファンドを利用した複数資産への分散投資を行うべき。
401kでの資産配分検討を開始
利用するファンドは、日本株式、日本債券、先進国株式、先進国債券の基本4資産のインデックスファンドで運用することに決定しました。
(新興国株式やREITは勤務先の401kでは選択できません)
あとは資産配分比率を考えれば良いということで、これまたブロガーの方の記事を読みあさりました。
リスク・リターンの計算や他の方のアセットアロケーションを参考に、4資産クラスに分散した配分比率を考え、401kの運用開始時のアセットアロケーションとして登録しました。
401kだけでなく、自分の運用分全体でアセットアロケーションを考える必要があると気付く
その後さらに調査を進めていると、401kの中だけで資産配分を考えても意味がなく、個人の運用資産全体で投資比率を考える必要があることにブログ記事などを読んで気付きました。
私の場合、401kの毎月の積立は大した額ではなく、自分の今までの資産は全て元本保証の普通預金と定期預金のみでした。
そのため、401kの中で一生懸命に資産配分を考えてもほとんど意味がない状態でした。
401kは低コストの先進国株式インデックスファンド100%運用に決定
運が良いことに、勤務先の401kでは、確定拠出年金専用ファンドである 三井住友・DC外国株式インデックスファンドS (信託報酬0.1785%)が、先進国株式クラスのファンドとして選ぶことができました。
401k専用ファンドとしてももっとも低い信託報酬の先進国株式インデックスファンドであり、毎月拠出する401k分は、全て先進国株式100%運用でいくことに決定しました。
このころ会社では、確定拠出年金(401K) その2 で書いたようなトホホな会話が繰り広げられます。
401k以外にもインデックスファンドを用いた資産運用をスタート
さらに401kのみではリスク資産運用額が小さいため、長期投資を目的に各証券会社の口座を開いて毎月インデックスファンドを購入していくことにしました。
このため全ての始まりは、勤務先が401kを導入したことにつきます。
もし401kに出会っていなければ、いまだに定期預金だけしか運用していなかった可能性もあります。
結果として、資産配分比率(2013年1月26日)含み益20%の中での追加購入 にあるように定期預金のみの運用よりは効率的な運用成績になっています。
この後は、さらにこの投資ブログを開始することになります。
関連記事
[2013.02.14追記]
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