2007年から始めたインデックス投資の記録です。投資信託やETFを使って低コストで日本、先進国、新興国株式への国際分散投資を行っています。2019年にアーリーリタイア(FIRE)しました。現在はeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)をメインに積立中です。

新興国株式インデックスファンドの実質コストと実績リターン比較

基準価額推移(カラ―の棒グラフ)
Image: FreeDigitalPhotos.net


インデックスファンドの実質コストとリターン比較(先進国株式編) 同様に新興国株式インデックスファンドについても、年金積立、SMT、eMAXIS、Funds-iの過去1年のリターン(騰落率)と実質コストを比較します。



新興国株式クラス 年金積立、SMT、eAMXIS、Funds-i実質コストと実績リターン比較

昨年12月28日時点での新興国株式インデックスファンドの実質リターン(1年、6ヶ月、3ヶ月、1ヶ月、単位は%)です。
一番高いリターンに淡桃色をつけています。

インデックスファンドの実質コストとリターン比較(先進国株式編) 同様に比較表の数値は以下を使っています。

 実質コスト: SMT、eMAXISインデックス等6シリーズ実質コスト比較 (13年1月)
 実績リターン: rennyさん記事 トラッキング・エラーを調べてみました(2012年12月末) #28 | rennyの備忘録


 2012年12月28日
時点 
年金積立 SMT
(旧STAM)
 eMAXISFunds-i
新興国株式
実質コスト 
0.91 0.93 1.000.84
 1年リターン30.26 30.36 30.34 30.64
 6か月リターン27.17 27.38 27.2027.32
 3ヶ月リターン
17.32 17.35 17.26 17.35
 1か月リターン 10.37 10.43 10.2910.35





1年リターンが一番高いのは実質コスト最安のFunds-i新興国株式インデックス

1年リターンは、実質コストが年0.84%と最安のFunds-i新興国株式インデックスが一番リターンが高いです。
6ヶ月未満のリターンは、SMT新興国株式インデックスも優秀です。

一方で、現在私の新興国株式クラス主力ファンドである eMAXIS新興国株式インデックス は現時点でのリターン実績でみるとやはり他の競合ファンドに劣っています。

これは他のインデックスファンドシリーズの信託報酬引下げにより、実質コストが結果として高くなっていることも影響しています。


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eMAXISインデックスシリーズの最新の実質コストは来月あたりの最新運用報告書がアップされ次第、最新の実質コストを計算してお知らせします。

実質コストの低さだけでリターンが決まるわけではないのですが、やはりコストが高いと当然リターンは出しづらくなります。

ファンド選択には、事前に判明しているコストを重視し、実際のリターンも確認していく必要があると考えています。
ある1点でのリターンだけではなく、継続しての騰落率の確認が必要です。
今後も実質コストだけでなく、インデックスファンド間のリターンも確認していきます。


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 [2013.02.22追記]
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 [2013.03.16追記]
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 [2013.03.18追記]
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