TOPIX連動インデックスファンドの実質コストと実績リターン比較
CATEGORYeMAXIS

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インデックスファンドの実質コストとリターン比較(先進国株式編)、新興国株式インデックスファンドの実質コストと実績リターン比較 と同様に、TOPIX連動インデックスファンドについても各インデックスファンド(年金積立、SMT、eMAXIS、インデックスe、Funds-i)の過去1年のリターン(騰落率)と実質コストを比較します。
日本株式(TOPIX)クラス 年金積立、SMT、eAMXIS、インデックスe、Funds-i実質コストと実績リターン
以下が先週2月8日時点での実質リターン(1年、6ヶ月、3ヶ月、1ヶ月、単位は%)です。
一番高いリターンに淡桃色をつけています。
実績コストは、SMT、eMAXISインデックス等6シリーズ実質コスト比較 (13年1月) の数値を使用しています。
実績リターンは、過去の基準価額を拾い出して計算しました。
2013年2月8日 時点 | 年金積立 | SMT (旧STAM) | eMAXIS | eシリーズ (旧CMAM) | Funds-i |
---|---|---|---|---|---|
日本株式(TOPIX) 実質コスト | 0.66 | 0.39 | 0.42 | 0.39 | 0.42 |
1年リターン | 24.36 | 24.86 | 24.86 | 24.77 | 24.80 |
6か月リターン | 29.45 | 29.61 | 29.64 | 29.58 | 29.59 |
3ヶ月リターン | 30.13 | 30.20 | 30.22 | 30.17 | 30.18 |
1か月リターン | 9.77 | 9.80 | 9.78 | 9.79 | 9.81 |
補足
インデックスファンドは、本来ベンチマークとの乖離が小さいほど優秀です。
インデックスファンドのリターンは、通常ベンチマークのリターンより概ねコスト分下がると仮定し、リターンが高いほどベンチマークとの乖離が小さい(リターンも高い)としています。
ファンド設定間もない時など現金比率が高い時に、相場下落により結果的にインデックスファンドがベンチマークのリターンを上回ることもあるとのことで、注意が必要です。
一番実績コストの低いSMT TOPIXインデックスと共にeMAXIS TOPIXインデックスもリターンが高い
1年リターンは、SMT TOPIXインデックスとeMAXIS TOPIXインデックスが24.86%と高いです。
先進国株式、新興国株式インデックスファンドよりも実質コストに差もなく、年金積立インデックスファンドTOPIXを除くと4ファンドともそれほどリターンに差がありません。
今後もこの傾向が続くかどうかは継続確認していきます。
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