2007年から始めたインデックス投資の記録です。投資信託やETFを使って低コストで日本、先進国、新興国株式への国際分散投資を行っています。2019年にアーリーリタイア(FIRE)しました。現在はeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)をメインに積立中です。

先進国債券インデックスファンドの実質コストと実績リターン比較

3Dグラフとリターン分析
Image: FreeDigitalPhotos.net


シティグループ国債インデックス(除く日本)をベンチマークとする先進国債券インデックスファンドについて、過去1年のリターン(騰落率)と実質コストを比較しました。
対象とするのは、年金積立、SMT、eMAXIS、インデックスe、Funds-iシリーズの先進国債券インデックスファンドです。


先進国債券クラス 年金積立、SMT、eAMXIS、インデックスe、Funds-i実質コストと実績リターン

以下が3月11日時点での実質リターン(1年、6ヶ月、3ヶ月、1ヶ月、単位は%)です。
一番高いリターンを出している箇所に淡桃色をつけています。

実績コストは、先日の記事 SMT、eMAXIS、eシリーズ、Funds-i、年金積立等実質コスト比較 の値を使っています。


先進国債券インデックスファンドの実績リターン比較表(2013年3月)
 2013年3月11日
時点 
年金積立 SMT
(旧STAM)
 eMAXISeシリーズ
(旧CMAM)
 Funds-i
先進国債券
実質コスト 
0.73 0.55 0.640.56 0.59
 1年リターン19.18 19.24 19.37 19.43 19.43
 6か月リターン23.60 24.03 24.0224.08 24.06
 3ヶ月リターン
15.26 15.37 15.37 15.40 15.35
 1か月リターン 0.34 0.40 0.380.41 0.35



念のための補足

インデックスファンドは、ベンチマークとの乖離が小さいほど優秀です。
リターンは、ベンチマークのリターンより概ねコスト分下がると仮定しているので、高リターンほどベンチマークとの乖離が小さい(リターンも高い)としています。




1年を通して、外国債券インデックスeが優秀な実績リターン

実質コストが最も低いSMTグローバル債券インデックスとほぼ同様に低コストの(旧CMAM)外国債券インデックスeが他よりも高いリターンでした。

今後も定点観測をしていく必要はありますが、やはりコストが高いとその分ベンチマークとの乖離は大きくなります。

先進国債券クラスは私もこの外国債券インデックスeを購入しており、今後も購入ファンド変更予定はありません。

将来のリターンは予測できませんが、そのリターンにコストは確実にマイナスの影響を与えます。
そのため信託報酬はもちろんトータルでかかる実質コストも気にする必要があります。



関連記事

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先進国株式、新興国株式、日本株式(TOPIXおよび日経平均連動)クラスのインデックスファンドのリターンについては以下記事にて比較しています。

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