2007年から始めたインデックス投資の記録です。投資信託やETFを使って低コストで日本、先進国、新興国株式への国際分散投資を行っています。2019年にアーリーリタイア(FIRE)しました。現在はeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)をメインに積立中です。

EXE-iシリーズ ETF課税率や為替ヘッジ型の予定等第2弾FAQ

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EXE-i(エグゼアイ)シリーズ について、EXE-iシリーズはSBIポイント付与対象外など9つのFAQが掲載 でお伝えしたFAQ(よくある質問)に続き、第2弾のFAQが掲載されています。

その中で特に興味深い以下2つの質問に対する回答を確認します。

  • EXE-iシリーズが投資するETFの配当金に対する課税について教えてください。

  • EXE-iシリーズでは、為替ヘッジを行うファンドの設定予定はありますか?




EXE-iシリーズに関するよくある質問(FAQ) 第2弾

 SBIアセットマネジメント EXE-iについてのよくある質問(FAQ)を掲載しました。(2013年4月5日更新版) (PDF)


EXE-iシリーズが投資する ETF の配当金に対する課税について教えてください。

日本で購入したファンドが海外株式、ETF に投資して得た配当金の課税については、米国の場合、日本との租税条約に基づいて 10%の軽減税率が適用されます。
個人が直接、海外株式、ETF に投資した場合、この配当金に対する課税分は確定申告することで還付されますが、ファンドを経由した場合は還付を受けることはできません。
なお、この仕組みは海外株式、ETF に投資するすべてのファンドに共通で、アクティブファンド、インデックスファンド、EXE-iシリーズについても同様です。


直接海外ETFを購入した場合は、確定申告をすることで還付される配当金の課税10%分は、ファンド経由なので還付されないとのことです。
この点については、EXE-iシリーズだけでなく全ファンド共通なので仕組み上仕方のないことでしょう。




EXE-iシリーズでは、為替ヘッジを行うファンドの設定予定はありますか?

主に以下の 3 つの理由により、為替ヘッジを行うファンドの設定は予定しておりません。
① EXE-iシリーズは、ETF を組み合わせたシンプルなファンドであることをコンセプトにしているため。
② 為替ヘッジを行うことで付加コストが生じ、実質コストが高くなることを避けるため。
③ 為替について当面円安になると見込まれているため。
ただし今後、投資家の皆様のニーズや、経済状況の変化等により為替ヘッジを行うファンドの設定が必要と判断した場合には実施を検討いたします。


為替ヘッジありのEXE-iシリーズは設定する予定はないとのことです。
上記①②は納得の理由ですが、③の「当面円安になると見込まれているため」と勝手に為替を予想しているのは誰か突っ込んであげてもよいでしょう。




おわりに

他にも3つのFAQが載っていますので、詳細は元PDFファイルをごらんください。
EXE-i(エグゼアイ)シリーズについては、EXE-iグローバル中小型株式ファンドを筆頭に低コストでより広い投資対象に分散投資できることに期待しています。


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