2007年から始めたインデックス投資の記録です。投資信託やETFを使って低コストで日本、先進国、新興国株式への国際分散投資を行っています。2019年にアーリーリタイア(FIRE)しました。現在はeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)をメインに積立中です。

バンガード・トータル・ストック・マーケットETF(VTI)がコスト引下げ

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米国株式全体に投資できる超低コストの海外ETFである バンガード・トータル・ストック・マーケットETF(VTI)のエクスペンスレシオ(信託報酬に相当)が年0.06%から0.05%に引下げられました。



バンガード・トータル・ストック・マーケットETF(VTI)のエクスペンスレシオが年0.06%から0.05%に引下げ

 モーニングスター 米バンガード、「バンガード・トータル・ストック・マーケットETF」のエクスペンスレシオ引き下げ

インデックスファンド運用最大手バンガードは12日、米国上場ETF(上場投資信託)の「バンガード・トータル・ストック・マーケットETF(VTI)」のエクスペンスレシオ(日本の信託報酬にほぼ相当するもの)を0.06%から0.05%に引き下げた。





バンガード・トータル・ストック・マーケットETF(VTI)の0.01%分の引下げの意味は大きい

低コストのバンガードETFがさらなるコスト引下げを実施 でお伝えしたように、バンガード・トータル・ストック・マーケットETF(VTI)は、2012年5月にエクスペンスレシオが年0.07%から0.06%に引き下げられていました。

2012年10月に バンガード 低コスト化に向けベンチマークを変更され、さらなるコスト削減期待が高まっていました。

期待を裏切らず、年0.06%から年0.05%に引き下げてきたのはさすがです。
元々のエクスペンスレシオがわずか0.06%なので、0.01%の引き下げはとてつもなく大きな削減です。


これが可能なのは、モーニングスター海外ETFセミナー第2部 ファンドの種類を整理 でもお伝えしたように、バンガードの株主構造が顧客(=ファンドの投資家)によって所有される形であること、他のインデックスファンドとETFを合同運用しているので規模の経済性が働くことの2点が大きいです。

日本の投資環境もEXE-i(エグゼアイ)シリーズ の登場など次第に良くなってきてはいますが、やはり投資先進国のアメリカにはまだまだかないません。

今後の動向によっては、海外ETFへの投資も視野に入れていく予定です。


関連記事

 [2013.04.16追記] バンガード社のサイトにも掲載されています。
 バンガード バンガードETF、ならびに米国籍投信経費率改定のお知らせ

 [2014.05.01追記]
 バンガードETF(VB、BND)がさらにエクスペンスレシオを引下げ


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