2007年から始めたインデックス投資の記録です。投資信託やETFを使って低コストで日本、先進国、新興国株式への国際分散投資を行っています。2019年にアーリーリタイア(FIRE)しました。現在はeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)をメインに積立中です。

上場日経225(ミニ)を現金設定型にした理由 日興アセット勉強会

CATEGORYETFの仕組み
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上場インデックスファンド日経 225(ミニ)(1578) の不明点について、昨日、日興アセットマネジメントのETF勉強会にてお話を伺ってきました。

上場インデックスファンド日経 225(ミニ)(1578)を現金設定型にした理由、1000円程度の小口購入可能にした理由について疑問が解けましたので以下にまとめます。



上場インデックスファンド日経 225(ミニ)(1578) 現金設定型にした理由

昨年6月の日興アセットETF勉強会に引き続き、ETFセンター長の今井さんにお話を伺いました。

現物拠出型はETF設定停止日があるのでオペレーションがやりずらいため、上場日経225(ミニ)(1578)はETF設定停止日に関係なく毎日取引できる現金設定型にしたとのことです。


現物拠出型ETFのデメリットは?

国内株式ETFは、現物拠出型が基本。
(外国株ETFや上場外債ETF(1677)など外債ETFは現金設定型)

ただし、現物拠出型は機関投資家(大口投資家)のETF購入日に、証券会社が市場から現物株をBasket買いし、その2日後に証券会社が「ETF設定」を行う必要がある。

ETF組込銘柄の権利落ち日との調整が行えず、ETF設定を停止している日(ブラックアウトデー)がある。

理想のフロー通りに行かない日が多いため、証券会社など関係者から現物拠出を嫌がられていた。
(TOPIX連動ETFで年間約70日のETF設定停止日が存在)

一方配当再投資の点では、全額課税となる現金設定より有利なため、現物拠出型ETFは中長期の投資には有利。



「現金設定型」ETFのメリットは?

一方、「現金設定型」の場合は、現物株のBasket買いではなく、先物を使ってETF設定停止日がなくなることでオペレーションが簡単になるメリットがあり、上場日経225(ミニ)(1578)は国内株式初の「現金設定型」を採用した。




上場インデックスファンド日経 225(ミニ)(1578) 小口購入可能にした理由

現金設定型の場合、市場でプライスをつけてもらう必要があり、個人投資家に取引しやすくしたかったため。


少額で購入できても、購入・売却手数料が割高になってしまって意味がないのでは?

証券会社によって売買手数料が異なるが、少額購入で無料の会社もある。(注:松井証券ですね)
目的としては少しでも取引してもらうためなので、小口にする必要はなかったかも知れない。



上場したばかりでまだ1日の売買高が少ないが、オペレーションに問題はあるか?

問題はない。
価格がついていれば現金設定型のオペレーションに問題は起きない。




小口化したのは、日本版ISA向けという趣旨はあったか?

特にその趣旨はなかった。




まとめ

上場日経225(ミニ)(1578)を現金設定型にすることで、クローズ日がなく機動性に優れたオペレーションが行えるようにしたことと、市場で価格形成されやすいように小口購入できるようにしたとのことです。

かなり混乱していたことが整理できてすっきりしました。

ETF勉強会では、上場インデックスファンド日経 225(ミニ)(1578)以外のETFの話題についてもお話をきくことができました。
上場MSCIコクサイ株(1680)が初の分配金を出した理由など、次記事に続きます。

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