2007年から始めたインデックス投資の記録です。投資信託やETFを使って低コストで日本、先進国、新興国株式への国際分散投資を行っています。2019年にアーリーリタイア(FIRE)しました。現在はeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)をメインに積立中です。

三菱UFJモルガン・スタンレー証券が口座維持手数料有料見送り

手に持った数値がゼロと表示されている電卓

三菱UFJモルガン・スタンレー証券が来年4月から口座維持手数料を有料にすると告知していた内容を変更し、当面無料のままにすると発表しました。



三菱UFJモルガン・スタンレー証券 口座維持手数料有料化を見送り

三菱UFJモルガン・スタンレー証券 口座維持手数料有料化の見送りについて

平成26年4月以降、口座維持手数料を有料化する旨、ご案内申し上げて参りましたが、今般、平成26年4月からの有料化を見送り、当面の間、引き続き無料とさせていただくことと致しました。
ご案内申し上げておりましたことが変更となり、まことに申し訳ありません。


「NISA(少額投資非課税制度)の非課税口座」におきましても、口座維持手数料は無料となります。





来年1月からのNISAの影響大

いまどき、ネット証券はもちろん、野村證券やSMBC日興証券など古い体質のところでも証券口座手数料は無料で当たり前(あるいは緩い条件で無料)ですが、時代に逆行して口座維持手数料を有料にしようとしていたのが驚きです。

おそらく来年1月から始まるNISAの口座開設数にも影響がでるため、予定を変更して口座維持手数料を無料のままにすることにしたと考えられます。

このプレスリリースの後半に、NISA口座開設キャンペーンに誘導していることからも意図が見て取れます。


それにしても「当面の間、引き続き無料」とはいつでも有料化する可能性があるということです。
おせっかいながら、こんな証券会社で口座開設する人がいるのだろうかと心配になります。




現段階でNISA口座開設キャンペーンに吊られてNISAの口座を作るのは時期尚早

三菱UFJモルガン・スタンレー証券に限らず、NISA口座では何が取り扱われているか未確定のまま大手証券会社を中心にNISA口座開設キャンペーンが始まっています。

その証券会社で何か買えるのか未定で、またNISAの制度すら完全FIXしていない状況で5年間は変更できないNISA口座を選んでしますのは、例えば「5年間その店しか選べないのに、メニューも値段もわからないまま店を決めてしまう」ことと同じです。

どんなファンドが選べるのか、手数料はいくらかなど明確になってからNISA口座を選べば良いでしょう。


関連記事

NISA特設サイトが6月28日オープン&213万円分のキャンペーン
関連記事

COMMENTS

1Comments

There are no comments yet.

PSY

No title

まるでどこかの人材派遣会社のようなやり方だ…。

  • 2013/06/30 (Sun) 13:55
  • REPLY