2007年から始めたインデックス投資の記録です。投資信託やETFを使って低コストで日本、先進国、新興国株式への国際分散投資を行っています。2019年にアーリーリタイア(FIRE)しました。現在はeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)をメインに積立中です。

住信SBIネット銀行の劣後債(第2回) 利率1.19%で本日発売開始

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Image: FreeDigitalPhotos.net


住信SBIネット銀行の劣後債(第2回)が7月17日より発売開始 でお伝えした住信SBIネット銀行株式会社第2回期限前償還条項付無担保社債の条件が決定し、本日より発売されています。


住信SBIネット銀行株式会社第2回期限前償還条項付無担保社債(劣後特約付)本日条件決定

  • 利率: 当初5年は年1.19%。その後は、利息支払期日の2日前のロンドン銀行間市場における6ヶ月ユーロ円ライボーに2.15%を加算したレート。

  • 申込単位:10万円

  • 募集期間:7月17日~7月29日

  • 格付け: A-(JCR)

  • 償還日:2023年7月30日(10年)(満期5年経過後の年2回の利払日に期限前償還可能性有)

  • 募集期間:7月17日~7月29日

  • 劣後特約付




劣後債の割に条件は悪い

7月10日に提示された仮条件は、当初5年が利率1.00%~1.60%、その後は、利息支払期日の2日前のロンドン銀行間市場における6ヶ月ユーロ円ライボーに(1.90%~2.50%)を加算したレートでしたので、仮条件のかなり下で決まりました。

前回の住信SBIネット銀行の満期10年もの劣後債は、当初5年が年1.43%でしたので条件は大きく悪くなっています。

発行側にとっては、劣後債を資本として算入できる割合が残存5年を切ると低下していくため、満期5年経過時に償還されることが一般的です。

ただしその後の、住信SBIネット銀行の経営状況悪化や、その他金利状況によってはその後も償還されない可能性もあります。

劣後債は、万一発行体がデフォルト(債務不履行)を起こすと、弁済順位が低いために元本は全く戻らない可能性が極めて高いです。

通常の債券に比べ不利な条件が多いので、その分の高い利率が必要ですがこの金利では条件も悪いです。

ネット証券のSBI証券で販売されているので夜中でもいつでもPC上で購入できること&10万円の少額から購入できる点は良いですが、欲しい方は今回の劣後債の内容も十分理解の上、購入するようにしましょう。


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 [2013.08.21追記]
 住信SBIネット銀行の第1回劣後債 SBI証券で既発債が発売中
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