2007年から始めたインデックス投資の記録です。投資信託やETFを使って低コストで日本、先進国、新興国株式への国際分散投資を行っています。2019年にアーリーリタイア(FIRE)しました。現在はeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)をメインに積立中です。

フロンティア株ETF含む国内ETF 3社で手数料無料キャンペーン

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Image: FreeDigitalPhotos.net


東証に上場しているiシェアーズ フロンティア株ETF (MSCI フロンティア100)(1583)などiシェアーズ4銘柄の買付手数料全額キャッシュバックキャンペーンがSBI証券、カブドットコム証券、楽天証券の3社で始まります。

[2013.10.06追記]
松井証券でも同じキャンペーンが始まります。


iシェアーズETF 東証上場シリーズ キャッシュバックキャンペーン SBI証券、マネックス証券、楽天証券

期間中に約定した対象ETFの現物取引(買い)または信用取引(新規買い建て)の取引手数料を無料とします。

今回キャンペーンの対象となる、「iシェアーズETF シリーズ」は、これまで投資が難しかった国々への投資が可能になる、「JDR(上場信託)」3銘柄と、日本の株式市場を代表する指数である、日経平均株価指数(日経225)への連動を目指す「iシェアーズ 日経225」が1銘柄です。



期間

2013年10月7日(月)~2013年11月8日(金)



対象ETF

キャンペーン対象ETF
 ETF  コード 信託報酬ベンチマーク  
 iシェアーズ 日経225 1329 0.17% 日経平均
(日本株式)
 iシェアーズ フロンティア株ETF (MSCI フロンティア100) 1583 0.79% MSCIフロンティアマーケット100インデックス
(フロンティア株式)
 iシェアーズ 先進国株ETF (MSCIコクサイ) 1581 0.25%MSCI KOKUSAI(コクサイ) インデックス
(先進国株式)
 iシェアーズ エマージング株ETF (MSCI エマージングIMI) 1582 0.18%MSCI エマージング・マーケットIMIインデックス
(中小型株含む新興国株式)




iシェアーズ フロンティア株ETF(1583)は市場規模の小ささと乖離率が+方向に大きいのが問題

iシェアーズ上場3銘柄 主要4証券とも8月30日まで手数料無料に続く、手数料無料キャンペーンです。

iシェアーズ フロンティア株ETF (MSCI フロンティア100)(1583)への注目度が私も含め高いですが、世界に占めるフロンティア株式の時価総額比は0.4%、GDP比でもわずか4.3%です。
市場規模が小さいため、無理に購入する必要はないでしょう。


また、水瀬ケンイチさんの記事 国内ETFの「基準価額と市場価格の乖離」(2013年9月末時点)、エマージング、フロンティア株で乖離拡大… - 梅屋敷商店街のランダム・ウォーカー(インデックス投資実践記) にもあるように、理論値との乖離率が+2.79%と他の国内ETFに比べ大幅に割高になっています。

乖離率がプラス(割高)方向に乖離するのは、上場MSCIコクサイ株(1680)、上場MSCIエマージング株(1681)について |  日興アセットETF勉強会でも書いたように、「バイアンドホールド目的で購入する投資家が多く、裁定取引を行うマーケットメーカーの売り崩しが間に合っていない」のが原因と考えられます。

乖離率がゼロ付近に落ち着いてきてから購入を検討しても良さそうなので、iシェアーズ フロンティア株ETF(1583)購入を当面見送るつもりです。
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