2007年から始めたインデックス投資の記録です。投資信託やETFを使って低コストで日本、先進国、新興国株式への国際分散投資を行っています。2019年にアーリーリタイア(FIRE)しました。現在はeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)をメインに積立中です。

eMAXIS新興国リートインデックスが2013年11月より新たに登場

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Yesterdays news / (Mick Baker)rooster


今まで購入できなかった新興国REIT(不動産投資信託)インデックスファンドであるeMAXIS新興国リートインデックスeMAXISインデックスシリーズに新たに登場します。


eMAXIS新興国リートインデックスが11月18日新規設定

 ネット投資家向け「eMAXIS」(イーマクシス)に新ファンド追加 | 三菱UFJ投信 (PDF)

この度、三菱UFJ投信はネット投資家向けインデックスファンドシリーズ「eMAXIS」(イーマクシス)に、新たに『eMAXIS 新興国リートインデックス』を設定いたしますので、お知らせいたします。


  • ベンチマーク: S&P新興国リートインデックス(配当込み、円換算ベース)

  • 購入手数料: なし (ノーロード)

  • 信託報酬: 年0.63% (信託財産留保額0.3%)

  • 当初自己設定: 2013年11月18日

  • 販売会社: マネックス証券(2013年11月18日より)、SBI証券(11月21日より)




新興国REITファンドは日本初

今までREIT(不動産投資信託)ファンドとしては、日本REITや先進国REITしかなく、新興国REITファンドは存在していませんでした。

今回新たにeMAXIS新興国リートインデックスが登場することで、ようやくリートにも新興国を対象にしたファンドが登場することとなります。
低コストのインデックスファンド群であるeMAXISインデックスシリーズから登場するということで大変期待が持てます。

ベンチマークは、S&P新興国リートインデックス(配当込み、円換算ベース)とのことで、ファンドが存在しない新興国REIT指数の国別構成比率をチェックでお伝えしたFTSE EPRA/NAREIT Emerging Indexとは別の新興国REIT指数です。

S&P新興国リートインデックスは、20ヶ国の新興国で構成される指数ですが国別組入比率がわからないため、情報を入手したら別途記事にします。

関連記事

 [2013.10.26追記] 国別組入比率がプレスリリースに追記されていました。
 eMAXIS新興国リートインデックスの国別構成比率が判明しました




eMAXIS新興国リートインデックスの実質コスト、トラッキングエラーを注視

先進国REITでも、株式や債券と異なり先物が存在しないこともありファンドの運用では売買コストが高くなりがちです。

新興国REIT市場では、市場規模も小さく、流動性の問題や手数料が割高になることが容易に想定できます。
そのため実質コストも高めになりそうです。
マザーファンドも今回新規設定になるはずですので、その面でもコストはどうしても高くなります。

今後の運用報告書記載のコストから実質コストを調べていく必要があります。

とは言っても、新興国の不動産に幅広く分散投資できるようになることは大きいです。
少なくとも、インドネシアだのカンボジアだのわけのわからん「海外不動産」に投資するよりは1万倍良いでしょう。
売りたい時に売れ、コストも低く、分散度合いはもちろんくらべものになりません。

設定が困難と思われた新興国リートインデックスを登場させる三菱UFJ投信さんの努力に感謝です。

eMAXIS新興国リートインデックスについては追加情報を入手しましたらブログにてお伝えします。


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 [2013.10.27追記]
 新興国REITの世界のREIT市場に占める時価総額比率の確認

 [2013.11.17追記] 国別構成比率を最新版に更新しました。
 eMAXIS新興国リートインデックスの国別構成比率・国別銘柄数

 [2013.11.18追記]
 eMAXIS新興国リートインデックス カブドットコム証券から25日発売

 [2013.11.25追記]
 eMAXIS新興国リートインデックス 楽天証券も取扱開始

 [2014.01.17追記]
 eMAXIS新興国リートインデックスの国別構成比率(2013年12月末)
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