eMAXIS新興国リートインデックスの国別構成比率・国別銘柄数

Image: FreeDigitalPhotos.net
eMAXIS新興国リートインデックスは、明日11月18日に新規設定される新興国6ヵ国のREIT(リート)を投資対象とするS&P新興国リートインデックス(配当込み)をベンチマークとするインデックスファンドです。
第6回eMAXISブロガーミーティング(2013年11月14日)に参加し、eMAXIS新興国リートインデックスについて入手できた情報を以下にまとめます。
S&P新興国リートインデックス(指数)の国別構成比率とREIT銘柄数(2013年10月31日時点)
「第6回ブロガーミーティング(eMAXIS意見交換会)」資料を掲載しました | 三菱UFJ投信 (PDF)
S&P新興国リートインデックス 国別構成比率(2013年10月31日時点)

S&P新興国リートインデックス 国別銘柄数(2013年10月31日時点)
国 | 構成比率 | 銘柄数 |
---|---|---|
南アフリカ | 48.7% | 12 |
メキシコ | 24.5% | 5 |
マレーシア | 11.5% | 7 |
トルコ | 5.5% | 5 |
タイ | 5.4% | 3 |
台湾 | 4.7% | 3 |
新興国リート市場規模も小さく、指数採用のリート銘柄数は35とまだまだ発展途上
S&P新興国リートインデックスの先月末時点の国別構成比率とあまり変化はなく、南アフリカが約半分、メキシコが約25%と2か国で3/4を占める偏りです。
銘柄数はトータル35銘柄しかなく、タイや台湾にいたってはわずかに各3銘柄しかありません。
新興国リートは、オフィス向けや住宅用など特化型でない分散投資型が過半数を超えてますが、やはり分散度合いは低いです。
新興国リート市場の世界のREIT市場に占める比率は1年前で3.1%しかないため、市場規模は小さく、リスクも相当大きい資産クラスであることを認識する必要があります。
eMAXIS新興国リートインデックスの保管コストは銘柄数が少ないため大きくない
ブロガーミーティングにて、取引コストが大きく市場規模も小さい市場の指数へのインデックス運用を行う上での工夫をお聞きしました。
結果、指数構成銘柄数が少ないために保管コストも低く、新興国株式市場の取引コストも以前の4割にまで下がっているのでそれほど信託報酬以外のコストは大きくないと考えているとのことでした。
結果は、初回の運用報告書記載の費用明細で確認していきます。
今後もeMAXIS新興国リートインデックスについては新たな情報を入手したら記事にてお知らせします。
関連記事
[2013.11.18追記]
eMAXIS新興国リートインデックス カブドットコム証券から25日発売
[2013.11.25追記]
eMAXIS新興国リートインデックス 楽天証券も取扱開始
[2014.01.17追記]
eMAXIS新興国リートインデックスの国別構成比率(2013年12月末)
- 関連記事
-
-
eMAXIS Slim 新興国株式インデックス 純資産500億円超により実質信託報酬が引下げ 2021/01/17
-
eMAXIS NASDAQ100インデックスが信託報酬0.40%で1月29日に登場 2021/01/14
-
eMAXISシリーズの純資産残高が1兆円を突破 2021/01/08
-
⇒trackback
リートはニッセイの<購入・換金手数料なし>シリーズで決まり?(Nov.2013)
今月も、ニッセイJリートインデックスを積み立てました。
ニッセイJリートはまだ4カ月ですが運用資産がけっこう増えてます。
実際の信託報酬がどれくらいになるのか、初回の運用報告書が楽しみですね。
下が、自分のここまでの成績です。