世界経済インデックスファンド 分配金20円を2年連続で出す

世界経済インデックスファンドが1月20日の決算にて昨年と同様に、2年連続で分配金20円を吐き出しました。
1年前の記事 世界経済インデックスファンド 設定来初の分配金20円を出す と全く同様に、今年も分配金20円を出しました。
去年も、基準価額15000円超のその時点でほぼ設定来高値での分配金を出しましたが、今回も基準価額18000円超でのほぼ設定来高値で分配金を出しており、2年連続で購入されている方全員国に税金をボッシュートされることになりました。
(言うまでもなく、分配金は利益でもなんでもなく、ただの元本からの切り崩し分です。基準価額もその分下がります)
同じマザーファンドに投資しているSMTインデックスシリーズの2013年11月の決算では全ファンドが分配金ゼロでしたので、相変わらずファンドの分配金を出す出さないの方針がはっきりしないことが気になります。
世界経済インデックスファンドは地域別GDPの比率に合わせて基本資産配分比率を決める信託報酬0.525%の低コストバランスファンドです。
2013年末時点での資産配分比率は以下です。
新興国株式、債券比率が他のバランスファンドよりも高いことが特徴です。
組入資産 | 組入比率 | 基本組入比率 |
---|---|---|
日本株式(TOPIX) | 3.47% | 5% |
日本債券 | 5.87% | 5% |
先進国株式 | 29.41% | 27.5% |
新興国株式 | 16.65% | 17.5% |
先進国債券 | 27.23% | 27.5% |
新興国債券 | 15.54% | 17.5% |
世界経済インデックスファンドの実質コストも年0.63%と低めに抑えられており、良質のバランスファンドです。
できるだけ分配金を出すことなく、効率的な運用を期待します。
2013年11月に設定されたばかりの世界経済インデックスファンド株式シフト型、世界経済インデックスファンド債券シフト型も同じく決算を迎えましたが、当然ながら分配金はゼロでした。
世界経済インデックスファンドとは株式:債券比率が異なっている派生型のバランスファンドなので、リスク許容度や他の保有資産とのバランスを考えて活用しても良いでしょう。
世界経済インデックスファンドの運用報告書が発行されましたら、また実質コストを計算し記事にします。
[2014.01.25追記]
日本株式インデックスeが設定来初の分配金20円を吐き出し
[2014.01.31追記]
eMAXISインデックスシリーズ 分配金は全て0円(1月27日決算)
[2014.03.16追記] 運用報告書から最新の実質コストを計算しました。
世界経済インデックスファンドシリーズの実質コスト(2014年3月)
[2015.01.20追記]
世界経済インデックスファンド本日決算 3年連続で分配金20円を出す
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