日本株式インデックスeが設定来初の分配金20円を吐き出し

日本株式インデックスeが1月22日の決算日に設定来初となる分配金20円を出してしまいました。
ファンド | 信託報酬 | 分配金 | 決算日 | |
---|---|---|---|---|
日本株式インデックスe | 0.3885% | 20円 | 2014年1月22日 | |
日本債券インデックスe | 0.3885% | 0円 | 2014年1月22日 | |
外国株式インデックスe | 0.525% | 待ち | 2014年2月7日 | |
外国債券インデックスe | 0.525% | 待ち | 2014年2月7日 |
インデックスeシリーズ4ファンドのうち、日本株式インデックスeと日本債券インデックスeの2ファンドが1月22日に決算日を迎えました。
その中で、日本株式インデックスeが2010年4月の設定来初の分配金20円を吐き出しました。
設定から4年未満で分配金を出す(それも税率が10%から20%に増えた直後に)ことはない気がしますが、このあたり、何年でどのくらいの利益があったら分配金を出す・出さないが明確に決まっていないためもやもや感が残ります。
ちょうど決算日あたりが日本株式インデックスeの設定来高値であり、先日分配金を出した世界経済インデックスファンド同様、このファンドを購入されている方ほぼ全員が普通分配のため税金20%を徴収される意味のないことになっています。
言うまでもなく、分配金はただの元本からの切り崩し分です。お小遣いでもなんでもありません。
分配金20円の分、基準価額はその分きっちりと下がります。
分配金再投資にしている場合も、取られた税金分だけ損します。
「分配金再投資が複利効果」だと誤解されている方も未だに多いのですが、全くの勘違いですのでご注意ください。
(ちょくちょく当ブログに質問メールをいただきます。)
日本株式インデックスeはTOPIXをベンチマークとする信託報酬0.3885%の日本株式インデックスファンドです。
SMT TOPIXインデックス・オープンと並び信託報酬が最も低いです。
来月2月7日に外国株式インデックスeと外国債券インデックスeの決算を予定しており、分配金を出してくる可能性が高いです。
特に外国株式インデックスeは先進国株式クラスの中核としてまとまった額を保有されている方も多いと思われます。
インデックスeシリーズは良質のファンドであるだけに、できるだけ分配金を出さずに長期的な安定運用を期待します。
[2014.01.31追記]
eMAXISインデックスシリーズ 分配金は全て0円(1月27日決算)
[2014.02.07追記] 予想通り外国株式インデックスeと外国債券インデックスeも分配金を出しました。
外国株式インデックスeと外国債券インデックスeが分配金を出す
[2014.02.22追記]
日本株式インデックスeと日本債券インデックスeの実質コスト更新
[2015.01.22追記]
日本株式インデックスeと日本債券インデックスeの分配金は共に0円
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