インデックスファンド US リート(毎月分配型) 初の米国リートインデックスファンドが登場
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S&P米国リート指数をベンチマークとするインデックスファンド US リート(毎月分配型)(信託報酬0.735%)が3月10日から運用が開始されます。
インデックスファンド US リート(毎月分配型)は、初の米国リートインデックスファンドです。
初の米国リートインデックスファンドが3月10日より運用開始
「インデックスファンド US リート(毎月分配型)」を設定 | 日興アセットマネジメント株式会社 (PDF)
日興アセットマネジメント株式会社は、米国の不動産投資信託証券市場の動きをとらえる指数への連動をめざす追加型投信「インデックスファンド US リート(毎月分配型)」を 3月10日に設定、運用を開始する予定です。
髙木証券株式会社が同日から取り扱いを開始します。
米国の REIT(リート)を対象としたインデックスファンドは国内で初めてとなります。
- 信託報酬:年0.735%(税抜き0.7%)
- ベンチマーク:S&P米国リート指数
- 決算:毎月分配型(毎月20日)
- 信託期限:2029年2月20日
国内初の米国REITインデックスファンドとして3月10日より運用が開始されます。
3月10日からまずは高木証券が取り扱うとのことですが、後日ネット証券でも取り扱うと予想されます。
信託報酬が年0.735%と高め かつ 毎月分配型なのも余計
ベンチマークはS&P米国リート指数とのことで、本ファンドは、S&Pグローバルリートインデックス(除く日本)をベンチマークとする<購入・換金手数料なし>ニッセイグローバルリートインデックスファンド(信託報酬0.4725%)のちょうど米国リート部分への投資になります。
ただ、信託報酬が年0.735%と低くないことと、何といっても毎月分配型なのが完全に余計です。
普通にS&P米国リート指数(配当込み)をベンチマークにし、年1回決算で信託報酬0.5%台に抑えてあると需要はあったと思われます。
インデックスファンドを毎月分配型にしてしまっているのはもったいない限りです。
分配金再投資が複利だとか、有利だとか考えるお花畑な方にしか需要がないのが惜しいです。
特別に米国リートにだけ投資をしたいという信念がないのであれば、<購入・換金手数料なし>ニッセイグローバルリートインデックスファンドの方が信託報酬も低く、より分散も効いています。
私も海外リートは、今後<購入・換金手数料なし>ニッセイグローバルリートインデックスファンドを購入予定です。
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