2007年から始めたインデックス投資の記録です。投資信託やETFを使って低コストで日本、先進国、新興国株式への国際分散投資を行っています。2019年にアーリーリタイア(FIRE)しました。現在はeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)をメインに積立中です。

バンガードETF (VSS, VT, VWO)がさらにコスト引下げを発表

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ちょうど1年前のバンガードETF (VGK, VPL, VSS, VT, VWO)のコスト引下げに続き、バンガード トータル ワールド ストック ETF (VT) を含むバンガードの3つのETFのエクスペンスレシオ(トータルコスト)がさらに引下げられました。



バンガードETF (VSS, VT, VWO)エクスペンスレシオ引下げ (2014年2月28日)

 バンガードETF経費率改定のお知らせ |バンガードジャパン 

2014年2月27日付の目論見書で経費率が改定されたバンガードETFは以下の通りです。



バンガードETF (VSS, VT, VWO)エクスペンスレシオ引下げ (2014年2月28日)
 ETF名  略称 エクスペンスレシオベンチマーク  
 旧 新
 バンガード・FTSE・オールワールド(除く米国)スモールキャップETF VSS 0.25% 0.20%FTSEグローバル・スモールキャップ (除く米国) インデックス
 バンガード・トータル・ワールド・ストックETF VT 0.19% 0.18%FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス
 バンガード・FTSE・エマージング・マーケッツETF VWO 0.18% 0.15%FTSEエマージング・インデックス




VTのエクスペンスレシオが年0.18%とは驚きの低コスト

VTはこれ1本で日本含む先進国、新興国株式全体に小型株も含め幅広く投資できる超低コストの海外ETFです。

私も海外ETFに投資する際の最有力購入候補と考えているバンガード トータル ワールド ストック ETF (VT) のエクスペンスレシオが年0.18%に下がったのは驚きです。

ネット証券では昨年12月からマネックス証券が海外ETFの特定口座に対応しており、このVTもいまや特定口座で購入できます。

そろそろ海外ETFデビューも(迷いながら)考えているため、エクスペンスレシオ引下げは大歓迎です。

コスト引下げは、確実に引下げ分だけリターン向上につながります。
今後もバンガードETFのさらなる低コスト化に期待しています。


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COMMENTS

2Comments

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通りすがり

No title

いつも楽しみにしています。VTを薦められていますが、VTIの0.05%のほうが魅力があると思うのですが、いかがでしょうか?

  • 2014/03/01 (Sat) 23:53
  • REPLY

kenz

VTI(ベンチマーク:CRSP USトータルマーケット・インデックス)はたしかにエクスペンスレシオは年0.05%とVTより低いですが、投資対象が米国株式のみです。

国際分散投資として米国はもちろん世界の先進国、新興国にも投資したいのでVTを有力候補としています。
もちろん、米国株式ETFとしてはVTIが最良だと思います。