2007年から始めたインデックス投資の記録です。投資信託やETFを使って低コストで日本、先進国、新興国株式への国際分散投資を行っています。2019年にアーリーリタイア(FIRE)しました。現在はeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)をメインに積立中です。

eMAXIS新興国リートインデックスの国別業種別構成やコストまとめ

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Image: FreeDigitalPhotos.net


eMAXIS新興国リートインデックスは、S&P新興国リートインデックス(配当込み、円換算ベース)をベンチマークとする新興国リートインデックスファンドです。

2013年11月から運用が開始された新しいファンドですが、2014年1月に第1回決算を迎え、運用報告書が発行されました。
最新の月報と運用報告書から、国別構成比率や銘柄数情報を最新のものに更新します。


eMAXIS新興国リートインデックス 国別構成比率と国別銘柄数(2014年2月28日時点)

eMAXIS新興国リートインデックスの国別構成比率(2014年1月末)同様、相変わらず南アフリカとメキシコの上位2ヵ国で約70%の偏りがあります。

銘柄数は計36銘柄と、設定当初よりメキシコの1銘柄が増えています。(運用報告書に全36銘柄が載っていたため判明)


eMAXIS新興国リートインデックス 国別構成比率と銘柄数(2014年2月28日時点)
 国 構成比率銘柄数(計36銘柄) 
 南アフリカ 43.26%12 
 メキシコ 26.94%
 マレーシア 10.87%
 トルコ 8.48%
 タイ 5.72%
 台湾 4.74%




eMAXIS新興国リートインデックス 用途別構成比率(2014年2月28日時点)

eMAXSI新興国リートインデックス 用途別構成比率(2014年2月28日時点)
 国 構成比率
 各種・分散投資型 64.25%
 店舗用 24.02%
 住居用 7.23%
 専門・その他投資型 3.58%
 工業用 0.92%




eMAXIS新興国リートインデックス 実質コストは年率約1.37%

eMAXIS新興国リートインデックスの信託報酬は年0.63%(税抜0.6%)ですが、低コストインデックスファンド6種の実質コスト比較 (2014年3月)でお伝えしたように、運用報告書記載の費用明細から計算した実質コストは年1.37%と高いです。

運用開始間もないこともありますが、やはり新興国リートということでコストは高くなります。

新興国リートは市場が小さいこともあり、新興国リートへの投資はほんの少しの比率にとどめておく方が良さそうです。

<購入・換金手数料なし>ニッセイグローバルリートインデックスファンド(信託報酬0.4725%)は、先進国リートだけでなく、新興国リートも約2%程度含んでいます。

ニッセイグローバルリートインデックスも運用開始から1年立っていないので運用報告書がまだ発行されていませんが、ニッセイグローバルリートインデックスに含まれる新興国リートの投資は済ませても良さそうです。


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 [2014.11.27追記]
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 [2015.08.16追記]
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