eMAXIS新興国リートインデックスの国別業種別構成やコストまとめ
CATEGORYeMAXIS

Image: FreeDigitalPhotos.net
eMAXIS新興国リートインデックスは、S&P新興国リートインデックス(配当込み、円換算ベース)をベンチマークとする新興国リートインデックスファンドです。
2013年11月から運用が開始された新しいファンドですが、2014年1月に第1回決算を迎え、運用報告書が発行されました。
最新の月報と運用報告書から、国別構成比率や銘柄数情報を最新のものに更新します。
eMAXIS新興国リートインデックス 国別構成比率と国別銘柄数(2014年2月28日時点)
eMAXIS新興国リートインデックスの国別構成比率(2014年1月末)同様、相変わらず南アフリカとメキシコの上位2ヵ国で約70%の偏りがあります。
銘柄数は計36銘柄と、設定当初よりメキシコの1銘柄が増えています。(運用報告書に全36銘柄が載っていたため判明)
国 | 構成比率 | 銘柄数(計36銘柄) |
---|---|---|
南アフリカ | 43.26% | 12 |
メキシコ | 26.94% | 6 |
マレーシア | 10.87% | 7 |
トルコ | 8.48% | 5 |
タイ | 5.72% | 3 |
台湾 | 4.74% | 3 |
eMAXIS新興国リートインデックス 用途別構成比率(2014年2月28日時点)
国 | 構成比率 |
---|---|
各種・分散投資型 | 64.25% |
店舗用 | 24.02% |
住居用 | 7.23% |
専門・その他投資型 | 3.58% |
工業用 | 0.92% |
eMAXIS新興国リートインデックス 実質コストは年率約1.37%
eMAXIS新興国リートインデックスの信託報酬は年0.63%(税抜0.6%)ですが、低コストインデックスファンド6種の実質コスト比較 (2014年3月)でお伝えしたように、運用報告書記載の費用明細から計算した実質コストは年1.37%と高いです。
運用開始間もないこともありますが、やはり新興国リートということでコストは高くなります。
新興国リートは市場が小さいこともあり、新興国リートへの投資はほんの少しの比率にとどめておく方が良さそうです。
<購入・換金手数料なし>ニッセイグローバルリートインデックスファンド(信託報酬0.4725%)は、先進国リートだけでなく、新興国リートも約2%程度含んでいます。
ニッセイグローバルリートインデックスも運用開始から1年立っていないので運用報告書がまだ発行されていませんが、ニッセイグローバルリートインデックスに含まれる新興国リートの投資は済ませても良さそうです。
関連記事
[2014.11.27追記]
SMT 新興国REITインデックス・オープンがSMTインデックスシリーズに仲間入り
[2015.08.16追記]
S&P新興国リートインデックスのギリシャREIT含む国別構成比率の確認
- 関連記事
-
-
eMAXIS Slimシリーズ 全13ファンドの信託報酬とベンチマークまとめ 2023/05/13
-
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)の純資産総額がついに2兆円を突破 2023/05/02
-
投資をもし今から始める場合はeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)1本にしたい 2023/04/24
-
オルカンはTracers MSCIオール・カントリー・インデックス(全世界株式)に対抗する信託報酬引下げは実施せず 2023/04/23
-
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)の純資産がついに1兆円を突破 2023/04/14
-
eMAXIS Slimシリーズ オルカン含む8ファンドが信託報酬最安に引き下げへ 2023/04/13
-
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)が信託報酬を0.0852%以内(税抜)と最安に引き下げ 2023/04/09
-
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)の純資産総額が1.8兆円超と株式投信で首位に 2023/02/07
-
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)を軸に全世界株式の投信積立が進展 2023/02/04
-
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) 信託金限度額が2兆円から10兆円に約款変更 2023/02/01
-