2007年から始めたインデックス投資の記録です。投資信託やETFを使って低コストで日本、先進国、新興国株式への国際分散投資を行っています。2019年にアーリーリタイア(FIRE)しました。現在はeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)をメインに積立中です。

新興国株式インデックス 国別構成比率の確認(2013年12月)

CATEGORY新興国株式
データ分析円グラフとペン
Image: FreeDigitalPhotos.net



eMAXIS新興国株式インデックスFunds-i 新興国株式インデックスなどの新興国株式インデックスファンドの代表的なベンチマークであるMSCIエマージング・マーケット・インデックスの国別構成比率を確認します。

2013年11月よりギリシャが入り、モロッコが外れています。



MSCIエマージング・マーケット・インデックス国別構成比率 (2013年12月31日時点)

iシェアーズ MSCI エマージング・マーケット ETF (EEM)のデータシートに全ての国別構成比率が載っていました。
以下は、EEMの2013年12月末時点での投資国別構成比率です。

MSCIエマージング・マーケット・インデックスはアジア8ヵ国、中南米5ヵ国、中東・アフリカ3ヵ国、欧州5ヵ国の合計21ヵ国構成です。


MSCIエマージング・マーケット・インデックス 国別構成比率(2013年12月31日時点)
  国 構成比率
 1 中国 18.88%
 2 韓国 16.10%
 3 台湾 11.65%
 4 ブラジル 10.66%
 5 南アフリカ 7.38%
 6 インド 6.31%
 7 ロシア 6.14%
 8 メキシコ 5.35%
 9 マレーシア 3.86%
 10 インドネシア 2.18%
 11 タイ 2.15%
 12 ポーランド 1.69%
 13 チリ 1.55%
 14 トルコ 1.50%
 15 コロンビア 1.04%
 16 フィリピン 0.86%
 17 ギリシャ 0.47%
 18 ペルー 0.42%
 19 チェコ 0.25%
 20 ハンガリー 0.25%
 21 エジプト 0.16%
 他 (米国預託証券(ADR)等 0.92%




2013年11月にギリシャが追加、モロッコがはずれ、MSCIエマージング・マーケット・インデックスは21ヵ国構成

MSCIが指数構成国変更へ 11月以降の各指数の構成国まとめ でお伝えしたように、MSCIでは2013年11月にギリシャが先進国市場から新興国市場へ、モロッコが新興国市場からフロンティア市場へそれぞれ格下げされています。

そのため、MSCIエマージング・マーケット・インデックスには、新興国株式インデックス 21ヶ国の国別構成比(2013年2月末)時点と比べ、ギリシャが入りモロッコが抜けていて構成国数は21ヵ国で変わりません。

上記表でも、ギリシャがMSCIエマージング・マーケット・インデックスに0.47%入っているのが確認できます。

先進国株式インデックス 国別構成比率の確認(2014年1月)でもギリシャは外されています。




2014年5月にカタールとUAEがMSCIエマージング・マーケット・インデックスに追加予定

MSCIが指数構成国変更へ 11月以降の各指数の構成国まとめ にてお伝え済みですが、2014年5月には現在フロンティア市場に分類されているカタールとUAEが新興国市場へ変更されます。

そのため、5月以降は、MSCIエマージング・マーケット・インデックスは2ヵ国増え、計23ヵ国構成になります。


フロンティア株式指数であるMSCIフロンティアマーケット100インデックスには、カタールとUAEは約33%含まれており、フロンティア株式指数の構成比率も大きく変動します。

5月以降に新興国株式指数、フロンティア株式指数の構成比率を再度チェックします。


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 [2014.05.02追記]
 MSCIフロンティア100 カタールとUAEは新興国に段階的移行へ

 [2014.05.21追記]
 新興国株式指数 カタールとUAE新規組入後の国別構成比率

 [2014.08.16追記]
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