2007年から始めたインデックス投資の記録です。投資信託やETFを使って低コストで日本、先進国、新興国株式への国際分散投資を行っています。2019年にアーリーリタイア(FIRE)しました。現在はeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)をメインに積立中です。

マネックス資産設計ファンド 基本配分比率を2014年4月に変更

Bar And Pie Chart With Pen
Image: FreeDigitalPhotos.net


マネックス資産設計ファンドは、日本と海外先進国の株式・債券・REITの6資産に投資するバランスファンドです。
基本配分比率は毎年4月1日に、リスク水準を過去データから計算して見直されます。

今月4月1日の基本配分比率の変更結果を確認します。


マネックス資産設計ファンド 2014年4月の基本配分変更

マネックス資産設計ファンドの最新月報に基本資産配分比率の見直し結果が載っていました。


2014年4月1日の基本資産配分比率変更
 資産クラス  基本資産配分比率  
 前回まで4月より  増減率
 日本株式 24%25% +1% 
 日本債券 28%28% なし 
 先進国株式 21%22% +1% 
 先進国債券 10%10% なし 
 日本REIT 9%8% -1% 
 海外REIT 8%7% -1% 


日本株式、先進国株式をそれぞれ 1%だけ増やし、日本REITと海外REITをそれぞれ1%引下げています。
日本債券、先進国債券とも投資比率に変更はありません。




今年のマネックス資産設計ファンドの配分比率変更は従来になく微調整レベル

各資産クラスのリスクリターンにそれほど変化がなかったようで株式クラスをわずかに上げ、リートをその分引き下げただけの微調整にとどまっています。

マネックス設計ファンドは、毎年リスク水準を過去データから計算して、リスク8%になるよう配分比率を見直すため、リスクと一定にするというお題目のもと、どうしても相場の後追いになります。

マネックス資産設計ファンド 資産配分比率変更(2012年4月)で毎年の資産配分比率の推移を見ていただくとお分かりのように、リーマンショック時に先進国株式を9%まで引き下げ、現在の円安株高で22%まで上げていることからも、投資の基本である安い時に下落した資産クラスを同じ資金でたくさん買うことが難しいファンドです。

個人のリスク許容度は、定期預金や個人向け国債などの安全資産を含めた資産全体で調整すべきであって、1つのファンド内で調整するのは違うと考えています。

ましてや、マネックス資産設計ファンドの日本債券インデックス部分が28%あり、新興国クラスは含まれていないのに信託報酬は年0.95%(税抜)と割高のコストです。

マネックス証券専用ファンドの1つですが、最近はサイトでも大きな宣伝はしなくなっており、マネックス証券も忘れている感が強いです。

マネックス資産設計ファンドの基本配分比率の変更は、フラグとして利用できたのですが今年は配分比率がほとんど変わらずつまらない限りです。

今後も、マネックス資産設計ファンドの配分比率の変化は継続して確認していきます。
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