EXE-iグローバルREITファンド 投資対象ETFや配分比率が変更

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EXE-iグローバルREITファンドは、2つの海外ETF(米国リートETFと米国以外の世界リートETF)に投資する低コストの世界リートファンドです。
シンプル&低コストをコンセプトとしたパッシブファンド EXE-iシリーズの1つとして2013年5月より運用されています。
2014年2月から投資対象である2つの海外ETFや基本投資割合も変更され、それに伴って参考指標も変更されています。
EXE-iグローバルREITファンドの最新の国別構成比率や信託報酬も合わせて確認します。
EXE-iグローバルREITファンド 月報(2014年3月) (PDF)
2014年2月より投資対象ファンドを次の通り変更いたしました。
バンガード・REIT ETF→シュワブ US REIT ETF /iシェアーズ先進国(除く米国)不動産 ETF→バンガード・グローバル(除く米国)不動産 ETF
2014年2月より投資対象ファンドの基本投資割合を、次の通り変更いたしました。
米国のREIT(不動産投資信託)指数に連動する投資対象ファンド:50%→60% / 米国以外の不動産指数に連動する投資対象ファンド:50%→40%
2014年2月より参考指標を次の通り変更いたしました。
S&P先進国不動産指数(円換算ベース)→S&Pグローバルリート指数(円換算ベース)
対象ETF | 構成比 |
---|---|
バンガード・REIT ETF (VNQ) | 50% |
i シェアーズ FTSE EPRA / NAREIT 先進国(除く米国)不動産インデックス・ファンド(IFGL) | 50% |
対象ETF | 構成比 |
---|---|
シュワブ US REIT ETF(SCHH) | 60% |
バンガード・グローバル(除く米国)不動産 ETF (VNQI) | 40% |
EXE-iグローバルREITファンドの投資対象ETFと基本投資割合が変更されたことで、信託報酬も1月までは年0.5%程度だったのが、年0.40%(税抜)程度まで下がっています。
EXE-iシリーズ2ファンド バンガードETFのおかげでコスト低下でもお伝えしたように、バンガード・グローバル(除く米国)不動産 ETF(VNQI)のエクスペンスレシオが年0.32%から年0.27%へ下がったことも効いています。
また、参考指標も(日本リートも約9%含まれている)S&Pグローバルリート指数に変更されています。
国別構成比率(2014年3月31日時点)は以下の通りです。

S&Pグローバルリート指数と言えば、<購入・換金手数料なし>ニッセイグローバルリートインデックスファンド(信託報酬0.45%(税抜))のベンチマークがS&Pグローバルリートインデックス(除く日本、配当込み)です。
日本を含むか除くかの違いはありますが、私としては、純粋なインデックスファンドである<購入・換金手数料なし>ニッセイグローバルリートインデックスファンドの方がシンプルで魅力に感じます。
EXE-iグローバルREITファンドを含むEXE-iシリーズは、運用開始後初の決算を来月5月12日に予定しています。
6月には運用報告書が発行されると思われます。
EXE-iシリーズについても、低コストインデックスファンド6種の実質コスト比較 (2014年3月)同様、実質コスト(信託報酬+その他費用)を計算して記事にてお知らせします。
[2014.02.20追記]
EXE-i 新興国株式ファンド 2つの海外ETFの投資比率を変更
[2014.07.03追記]
EXE-iシリーズ全5ファンドの実質コストまとめ
[2015.02.12追記]
EXE-i グローバル中小型株式ファンド等3ファンドが投資対象ETF or 参考指標を変更
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