日興アセットが運用するMSCIコクサイETFとMSCIエマージングETFが東証に初上場へ!

東証に上場する初のMSCIコクサイETFとMSCIエマージングETFが日興アセットマネジメントから2010年2月24日より登場します。
本日日経新聞で読んだのでブログに書こうと帰宅したら、既に祭りになっていました。
<最終更新日: 2022年6月12日>
複数国の株式市場にまとめて投資できる外国株ETFが初上場 ~先進国22カ国及び新興国22カ国への国際分散投資が可能に~ | 日興アセットマネジメント (⇒リンク切れ)
銘柄名 上場インデックスファンド海外先進国株式(MSCI-KOKUSAI)
銘柄コード 1680
ベンチマーク MSCIコクサイ・インデックス
信託報酬 0.2625%(税込)(税抜0.25%)程度
分配金支払基準日 毎年1月20日
銘柄名 上場インデックスファンド海外新興国株式(MSCIエマージング)
銘柄コード 1681
ベンチマーク MSCI エマージング・マーケット・インデックス
信託報酬 0.2625%(税込)(税抜0.25%)程度
分配金支払基準日 毎年1月20日
TOPIX連動上場投資信託(1306)などと同様に、先進国株式ETFと新興国株式ETFが国内ETFとして東証へ初上場します。
両ETFとも信託報酬が年0.25%(税抜)と低いのも良い点です。
これにより、例えば1306、1680、1681の3つの国内ETFのみで日本、海外先進国、新興国株式への国際分散投資が可能となります。
懸念点としては、ファンドオブファンズらしく実質コストが高くなる可能性や、投資信託証券に投資を行うことから、1306のようにETFとしての裁定取引がきちんと働くかどうか不安があります。
ともあれ、eMAXISインデックスシリーズやSTAMインデックスシリーズと比較してさらなる低コストな金融商品が出てきたことは大変喜ばしいです。
[追記: ファンドオブファンズのコスト込みで信託報酬は年0.2625%(税込)とのこと。びっくりです。]
詳しくは吊られた男さんの 日興AMから先進国株、新興国株を対象とした国内ETF登場(FoF) が他のブロガーさんの記事のリンクの他、懸念点をわかりやすくまとめていただいています。
詳細について継続してウオッチします。
[追記] 以下続報記事です。
上場インデックスファンド海外先進国株式(1680) その後
上場インデックスファンド海外先進国株式(1680)/新興国株式(1681)状況
世界株価指数先物ETF(1680,1681)
[2012.06.02追記] 日興アセットマネジメントETF勉強会にて詳細を聞いてきました。
上場MSCIコクサイ株(1680)、上場MSCIエマージング株(1681)について | 日興アセットETF勉強会
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