ヘッジ付先進国株式インデックスオープンが信託報酬最安かつノーロードで登場

為替ヘッジ付の先進国株式インデックスファンドとして信託報酬最安となる「ヘッジ付先進国株式インデックスオープン」がeMAXISインデックスシリーズを運用している三菱UFJ投信から新たに登場します。
既にみなさん記事にされています。
ダークホース? 先進国株式 ・為替ヘッジ型 最安信託報酬ファンド 6月27日設定 | 【M】マネーの作法
[投信] ヘッジ付先進国株式インデックスオープン | かえるの気長な生活日記
ヘッジ付先進国株式インデックスオープン』募集・設定 | 三菱UFJ投信 (PDF) (2014年6月11日)
三菱UFJ投信は『ヘッジ付先進国株式インデックスオープン』を新規に設定いたしますので、お知らせいたします。
- ベンチマーク: MSCIコクサイ インデックス(円ヘッジ、円ベース)
- 信託報酬: 年0.50%(税抜)
- 購入手数料: なし
- 信託財産留保額: なし
- 決算: 年1回(5月12日)
- 信託期限: 2024年5月10日まで
- 販売会社: 三菱UFJ信託銀行
為替ヘッジ付の先進国株式インデックスファンドは、野村インデックスファンド・外国株式・為替ヘッジ型(Funds-i外国株式・為替ヘッジ型)(信託報酬0.55%)、i-mizuho 先進国株式インデックス(為替ヘッジあり)(信託報酬0.57%)、年金積立 インデックスファンド海外株式(ヘッジあり)(信託報酬0.84%)の3つがある程度でした。
今回のヘッジ付先進国株式インデックスオープン(信託報酬0.50%)が最も信託報酬が低く、販売会社に無関係にノーロードであることも好感が持てます。
ただ、2024年5月10日までの信託期限があることと、当初の販売会社が三菱UFJ信託銀行のみであることが懸念材料です。
運用期間が10年未満で、ネット証券での取扱いもないと純資産残高も増加しにくく、実質コストも下がりにくいです。
eMAXISインデックスシリーズを運用している三菱UFJ投信のファンドなので、どうせなら「eMAXIS 先進国株式インデックス(為替ヘッジ)」のように、eMAXISのラインナップに含めて欲しかったところです。
先進国株式クラスへの投資に為替ヘッジコストをかける意義があるかどうかは意見の分かれるところですが、アセットアロケーション全体で為替リスクが大きくなりすぎる方には、一部を為替ヘッジ付にするのはありだと考えています。
ヘッジ付先進国株式インデックスオープンの販売会社が追加されれば、続報をお伝えします。
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