2007年から始めたインデックス投資の記録です。投資信託やETFを使って低コストで日本、先進国、新興国株式への国際分散投資を行っています。2019年にアーリーリタイア(FIRE)しました。現在はeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)をメインに積立中です。

MSCIフロンティア100 カタールとUAEが移行中の国別構成比率を確認

カタールの首都ドーハの街並み

MSCIフロンティア100 カタールとUAEは新興国に段階的移行へにてお伝えしたように、カタールとUAE(アラブ首長国連邦)が5月から7ヶ月かけてフロンティア株式指数から新興国株式指数に段階的に組入れが進むことになっています。

まだ移行の途中段階ですが、フロンティア株式指数(MSCI フロンティア・マーケット100インデックス)の現在の国別構成比率を確認します。

<最終更新日:2022年4月17日>

MSCI フロンティア・マーケット100インデックス 国別構成比率(2014年7月28日時点)

MSCI フロンティア・マーケット100インデックスをベンチマークとする国内ETF(JDR)である信託報酬年0.79%のiシェアーズ フロンティア株ETF(MSCIフロンティア100) (1583)のファンド・ファクト・シートから国別構成比率を確認します。

iシェアーズ フロンティア株ETF(MSCIフロンティア100) (1583) 国別構成比率(2014年7月28日時点)
 構成国 構成比率
 クェート 21.89%
 ナイジェリア 13.57%
 カタール 12.20%
 UAE 11.49%
 アルゼンチン 7.50%
 パキスタン 6.09%
 ケニア 4.78%
 オマーン 4.12%
 カザフスタン 3.93%
 モロッコ 3.33%
 その他 11.11%




フロンティア株式指数からカタールとUAEは組入比率が低下中

MSCI フロンティア・マーケット100インデックスの2013年12月末での国別構成比率では、組入2位のカタール(17.2%)、3位のUAE(14.97%)が、現在は、3位にカタール(12.2%)、4位にUAE(11.49%)と明らかに比率が落ちています。

新興国株式インデックス(MSCIエマージング・マーケット・インデックス)でのカタールとUAEの組入れはわずかな比率であることから組入の確認ができていませんが、計画通り、段階的に移行されつつあることがわかります。


iシェアーズ フロンティア株ETF(MSCIフロンティア100) (1583)国内上場のETFなので、国内株式同様に購入できますが、かい離率も高く、組入銘柄入れ替えも激しいです。

[2022.04.17追記]
 iシェアーズ フロンティア株ETF(1583)は2018年1月24日に上場廃止となり、現在は購入できません。
  

フロンティア株式市場自体まだまだ小さいこともあり、購入する場合は十分に内容を理解したうえで、少額購入にとどめておく方が無難です。

これからもフロンティア株式指数の動向は継続して確認します。


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 [2015.05.16追記]
 カタールとUAEが新興国株式指数に完全移行後の国別構成比率を確認しました。
 MSCIフロンティア100の国別構成比率と他市場との時価総額比の確認
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