2007年から始めたインデックス投資の記録です。投資信託やETFを使って低コストで日本、先進国、新興国株式への国際分散投資を行っています。2019年にアーリーリタイア(FIRE)しました。現在はeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)をメインに積立中です。

ニッセイ外国株式インデックスファンドは信託報酬最安の先進国株式インデックスファンド

CATEGORYニッセイ
ゴルフボールに書かれた世界地図
Image: FreeDigitalPhotos.net


信託報酬最安のニッセイ外国株式インデックス等3ファンド登場にてお伝えした<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンドは、信託報酬0.39%(税抜)と最も低い市販の先進国株式インデックスファンドです。

<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国債券インデックスファンド<購入・換金手数料なし>ニッセイグローバルリートインデックスファンド同様、2013年12月よりニッセイインデックスシリーズに加わった低コストファンドです。

MSCIコクサイインデックス(配当込み)をベンチマークとしています。

<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンドの月報より、通貨別構成比率や組入上位銘柄を確認します。


<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンドの通貨別構成比率、組入上位銘柄(2014年6月末)


通貨別構成比率

<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンドの通貨別構成比率(2014年6月末)

月報に投資国別構成比率が載っていないので、通貨別構成比のみです。
(ニッセイアセットマネジメントさん、国別構成比も載せてください)

国別構成比は、MSCIコクサイインデックスの国別構成比率と大差ないはずです。
MSCIコクサイインデックスは、アメリカが過半数を占め、イギリス、カナダなど計22ヵ国の先進国株式の浮動株調整時価総額上位85%以上を網羅しています。




組入上位10銘柄

<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンドの組入上位10銘柄の構成比率(2014年6月末)


アップル、エクソンモービル、マイクロソフト社と世界的大企業がずらりと並びます。
ファンドを通じてアップル株に1.9%、エクソンモービル株に1.4%、マイクロソフト株に1.1%、・・と日本を除く先進国の大型株式を多数、分散保有できます。




ニッセイ外国株式インデックスファンドは、信託報酬最安の先進国株式インデックスファンド

ニッセイ外国株式インデックスファンドは、それまで信託報酬最安のSMT グローバル株式インデックス・オープンや外国株式インデックスe (信託報酬0.50%)をさらに下回る信託報酬0.39%の先進国株式インデックスファンドです。

4つの主要ネット証券でノーロードで販売されていますが、<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド もSBI証券の投信マイレージサービス対象のため、私も先進国株式クラスは、ニッセイ外国株式インデックスファンドをSBI証券にて購入しています。

初回決算が11月20日なのでまだ運用報告書が発行されておらず、実質コスト(信託報酬+その他費用の合計)はまだ不明です。

低コストインデックスファンドの実質コスト完全比較 (2014年6月)でお伝えしたように、現段階では外国株式インデックスe の実質コストが年0.54%と先進国株式インデックスファンドの中で最も低いです。

ニッセイ外国株式インデックスファンドが実質コスト年0.54%を下回る確率が高いのではないかと予想しています。

ベンチマークとのかい離(トラッキングエラー)は月報を見る限り小さいのですが、まだ運用から半年程度のため今後も要チェックです。

純資産総額もまだ29億円ですが、ニッセイ外国株式インデックスマザーファンドはそれなりに大きくそれほど懸念していません。

国際分散投資の主力となる先進国株式クラスのメインファンドとしているので、派手さはありませんが、今後も地道なインデックス運用に期待しています。


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 [2014.09.06追記]
 ニッセイグローバルリートインデックスは信託報酬最安の海外リートインデックスファンド

 [2015.01.09追記]
 「インデックスファンドは徹底的にコストにこだわらないとダメなんです!」 ニッセイアセットのコンテンツが登場

 [2015.01.10追記]
 「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2014」はニッセイ外国株式インデックスファンドが受賞

 [2015.01.13追記]
 ニッセイ外国株式インデックスファンド等3ファンドの実質コスト(2015年1月)

 [2015.11.12追記]
 ニッセイ外国株式インデックスファンド等3ファンドが信託報酬を大幅に引き下げ(正式発表!)
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COMMENTS

2Comments

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のぼり

No title

こんにちは。
最近は割安なインデックスファンドも多くなってきましたね。
そろそろコスト以外の部分で差別化を図る時代が来る気がします。

  • 2014/08/11 (Mon) 00:44
  • REPLY

kenz

>のぼりさん
そろそろ低コスト路線も限界になってきていますね。
より幅広い投資対象をベンチマークとするインデックスファンドなど意味のある差別化にも期待したいところです。