2007年から始めたインデックス投資の記録です。投資信託やETFを使って低コストで日本、先進国、新興国株式への国際分散投資を行っています。2019年にアーリーリタイア(FIRE)しました。現在はeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)をメインに積立中です。

「分散投資は意味がない」と主張する方の驚きの投資対象

資産運用

数年前、コツコツ投資家がコツコツ集まる夕べに参加した際、不思議なことを主張される方がおられたので紹介します。
(六本木ではありません)

いくつかの国内の個別株に投資されているとのことでしたが、その方の主張ポイントは以下2つ。

  • 分散投資なんて20年前に意味がないことが証明されている。

  • 投資成果のベンチマークとの比較なんて意味がない。


会話内容を以下にてお伝えします。

<最終更新日:2022年5月22日 リンク等を修正>



主張ポイント1: 「分散投資なんて20年前に意味がないことが証明されている。」

分散投資は20年前に既に意味がないことが証明されている。やるだけムダ。
そのため、投資信託を利用するのは、手数料が取られるだけ損。
複数の個別株に投資すれば十分。との主張でした。


私から、資産クラス間の相関が高まっても相関係数が+1 (=完全に同じ値動き)でない限り、分散投資は意味があるとお話しても、「既に意味がないことが証明されているのに、お前は知らないのか」という態度で議論になりませんでした。

ちなみに、分散投資が意味がないことを誰が証明されたのか伺ったのですが、教えていただけませんでした。
(異世界から来られた方なのかも知れません。)

また、日本株だけでなく、先進国株式や新興国株式など海外資産とは明らかに値動きが異なっているのではとお伝えしても、「投資=日本株」とのお考えで、「海外投資とか何言ってんの?」という感じでこれも会話になりません。

というわけで、投資信託について書いている私のようなブロガーは、販売側とつるんでいるに違いないとの主張でした。
SMTインデックスシリーズ(そのころはSTAMインデックスシリーズ)など低コストのインデックスファンドがあることをお話しても聞く耳持たず)




主張ポイント2: 「投資成果のベンチマークとの比較なんて意味がない。」

私から、どういう投資をされているのかお聞きしたところ、「欲しいと思った日本の個別株をいくつか(10~20銘柄の雰囲気でした)保有している。信託報酬もかからないからこれで良い」とのことでした。

業種別に分けることを何か意識されているのか、TOPIX(東証株価指数)と比較して保有株のリターンは良いのかお聞きしたのですが、「欲しいと思った株を買っているだけ。あなたも好きな企業の株を買えばよい。四季報読めばどの株が儲かるかわかるのに、指数となぜリターンを比較する必要があるのか?」とのことでした。

どうやらご本人のリターンをTOPIXと比較されたこともないようでした。

四季報を買って手間をかけて個別株を購入したご自分のポートフォリオのリターンが、TOPIX(配当込み)に勝てないのであれば、eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)のようなTOPIXインデックスファンドやETFを購入したほうがはるかに良いのですが、まずその概念をお持ちでないようでした。

よって、インデックスファンドは「(運用会社に勤務している)指数に追随するしかできない頭の悪いやつが運用しているもの」とのことで全否定されておられながらご自分の運用手腕は不問という都合の良い考えでした。




会話終了の最後に話されたこと



最初からかなり「これアカンやつや」と思いながら会話していましたが、会話終了時に驚きの一言をつけ加えられてから去って行かれました。


「でも、相場の暴落が怖いから、日本株や海外株に連動するETFも持っているんだけどね



節子、それ個別株投資家ちゃう、国際分散投資しているインデックス投資家や。



どんな投資でも個人の自由なので構わないのですが明らかに主張と矛盾したことをされていると混乱します。

重要なのは保有株の本数でなく、何に投資しているかです。
MAXIS海外株式上場投信(1550)であれば1本で海外先進国の上場株式に幅広く分散投資できますし、上場インデックスファンド世界株式(MSCI ACWI)除く日本」(1554)であれば、先進国株式だけでなく新興国株式にも1本で幅広く投資できます。

分散投資や海外投資、インデックス投資を否定しながら、国内外のETFを保有する。

資産配分がどうなっているかわかりませんが、なぜコツコツに来られたのか不思議な方でした。
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