2007年から始めたインデックス投資の記録です。投資信託やETFを使って低コストで日本、先進国、新興国株式への国際分散投資を行っています。2019年にアーリーリタイア(FIRE)しました。現在はeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)をメインに積立中です。

i-mizuhoインデックスシリーズ 債券ファンド8本のリターンとベンチマークのかい離

トラッキングエラー

i-mizuhoインデックスシリーズ 債券ファンド8本の実質コストまとめでお答えしたファンドの設定来の基準価額とベンチマークとのかい離(トラッキングエラー)をまとめました。

どのファンドも分配金を出していないことと、ベンチマークはいずれも利子込みの債券指数のため比較しやすいのですが、かい離が大きいのが気になります。



i-mizuhoインデックスシリーズ  債券ファンド8本の実質コストのリターンとベンチマークとのかい離

以下のように、いずれもベンチマークに対してリターンはマイナスです。

i-mizuhoインデックスシリーズ  債券8ファンド(8月4日決算)のトラッキングエラー
 ファンド(2014年8月4日決算) 信託報酬(税抜)(%)実質コスト(税抜)(%)ベンチマークとのかい離 
  i-mizuho 国内債券インデックス 0.38% 0.47% -0.60%
  i-mizuho 先進国債券インデックス(為替ヘッジなし) 0.57% 0.90% -0.70%
  i-mizuho 先進国債券インデックス( 為替ヘッジあり) 0.57% 0.89% -1.20%
  i-mizuho オーストラリア債券インデックス 0.57%0.96% -1.00%
 i-mizuho 先進国インフレ連動債券インデックス0.59%0.89% -1.10%
 i-mizuho 新興国債券インデックス0.60%0.73% -1.90%
 i-mizuhoハイイールド債券インデックス( 為替ヘッジなし)0.90%1.45% -1.20%
 i-mizuhoハイイールド債券インデックス( 為替ヘッジあり)
0.90%1.46% -2.00%



ベンチマークとの連動をめざすインデックスファンドと言っても、コスト分はベンチマークより低くなるのは仕方ない面があり、許容される範囲と考えますが、この実質コストより大きくなっているかい離は何か問題がありそうです。

運用報告書には、かい離の理由を 「主に信託報酬の影響」、 i-mizuho 新興国債券インデックスの運用報告書では「主に信託報酬と税金の影響」と書いてあるだけですが、これだけ差が大きいと信託報酬や税金だけでは説明がつきません。

i-mizuhoハイイールド債券インデックス( 為替ヘッジあり)など、何をどうすると設定から11か月で-2.0%のかい離が出るのか、期待リターンが株式より低い債券ファンドでは特に明確にして欲しいところです。
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