2007年から始めたインデックス投資の記録です。投資信託やETFを使って低コストで日本、先進国、新興国株式への国際分散投資を行っています。2019年にアーリーリタイア(FIRE)しました。現在はeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)をメインに積立中です。

i-mizuho 中国株式インデックスのベンチマークが9月22日に変更

香港の夜景

i-mizuho 中国株式インデックスは、i-mizuhoインデックスシリーズの1つで、信託報酬0.63%(税抜)の中国株式インデックスファンドです。

2014年9月22日より、 i-mizuho 中国株式インデックスのベンチマークがFTSE中国25インデックスからFTSE中国50インデックスに変更されています。

運用会社(ブラックロック・ジャパン)のお知らせもなく気がつきませんでしたが、以下記事で知りました。
 i-mizuho 中国株式インデックスの評価・解説 | ノーロード投資信託徹底ガイド




i-mizuho 中国株式インデックス ベンチマーク変更

 i-mizuho中国株式インデックス 月報 (ブラックロック) (PDF)

ベンチマークはFTSE中国50インデックス(円換算ベース)です。
当該指数は、2014年9月22日にFTSE中国25インデックス(円換算ベース)より変更となりました。





FTSE中国50インデックスとは

FTSE中国50インデックスは、「香港証券取引所に上場している株式のうち、時価総額および流動性が高い中国の大型株式50銘柄」構成で、FTSE中国25インデックスに比べ2倍の銘柄数をカバーします。



FTSE中国50インデックス 構成上位10銘柄

i-mizuho 中国株式インデックスの月報記載の組入上位10銘柄は以下の通りです。(2014年9月30日時点のもの)

i-mizuho 中国株式インデックスの月報記載の組入上位10銘柄





インデックスファンドのベンチマーク変更は大きな問題

i-mizuho 中国株式インデックスの今回のベンチマーク変更は、香港証券取引所に上場している大型銘柄を25銘柄から50銘柄に投資対象が増える形になり、基本的には幅広い分散投資ができることになります。

ファンド保有者に事前にベンチマーク変更予定の知らせがあったのかどうか不明ですが、インデックスファンドにとって連動をめざす指数(ベンチマーク)を突然変更するということは大きな問題で、運用会社側の一存で突然切り替わるのは違和感を覚えます。
(既存のベンチマークとしていた指数が算出されなくなったなど特別な事情があった場合は別です)

ベンチマークの変更により組入銘柄の売買が発生しますし、運用もその時点で不連続になります。


i-mizuhoインデックスシリーズ株式ファンド9本の実質コストまとめでお伝えしたように、i-mizuho 中国株式インデックスの初回の実質コストは年1.22%(税抜)と高いです。

みずほ銀行とみずほ証券のインターネット専用ファンドなので、純資産も2億4800万円と少なく、今後の増加も期待できず、実質コストの低下も難しそうです。

また、i-mizuho 中国株式インデックスの償還日が2028年5月に設定されており、無期限でないことにも注意が必要です。


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 [2015.06.28追記]
 i-mizuhoインデックスシリーズ 株式ファンド9本の実質コストまとめ(2015年6月)
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