世界の株式市場の時価総額比率(地域別、国別)の確認
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アセットアロケーション(資産配分比率)を決める際、株式部分は世界各地域の株式時価総額比率を元に、自分好みで日本:先進国:新興国別の投資比率をアレンジしています。
コツコツ投資家がコツコツ集まる夕べ(女子部)にて「株式時価総額比率の具体的なデータがどこかにないか?」と質問されたことを思い出し、調べたところ、世界の株式時価総額比率の最新データを見つけたので紹介します。
世界の地域別、国別の株式時価総額(2014年11月)
世界46か国 2014年11月の時価総額 | わたしのインデックス MyIndex
上記にわかりやすく2つの円グラフが載っています。
浮動株調整後の地域別、国別の株式時価総額は以下の通りです。
(浮動株=持合い株など市場で売買されない分の株式数を除外したもの。MSCI-KOKUSAIインデックスなど多くの株式数は浮動株調整後の時価総額比率になっています)


日本:先進国:新興国の株式配分比率をどうするか
上記のグラフより、日本:先進国:新興国の世界に占める株式時価総額比率は以下になります。
- 日本: 7.8%
- 先進国: 83.0%
- 新興国: 9.2%
ざっくり、日本:先進国:新興国 = 1:8:1 の比率です。
思ったより日本株式や新興国株式の世界に占める比率が低いことがわかります。
同じく浮動株調整後の時価総額比率の指数であるMSCI オール・カントリー・ワールド・インデックス(ACWI) (除く日本)をベンチマークとするeMAXIS全世界株式インデックスの先進国と新興国株式比率も87:13の比率です。(2013年4月時点)
私も含め、アセットアロケーションに占める先進国株式:新興国株式はこれより新興国株式比率が高い方が多いですが、ざっくりした時価総額比率はこの程度です。
世界経済インデックスファンドは、地域別GDPの比率に合わせて基本資産配分比率を決めており、先進国株式:新興国株式は55:35 と新興国株式に高い比重を置いています。
日本、先進国、新興国株式比率をどうするか正解はありませんが、長期に渡り継続できるよう自分で納得できる配分比率にするのが重要です。
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[2015.05.12追記]
MSCI オール・カントリー・ワールド・インデックス(ACWI) の国別時価総額比率の確認
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