2007年から始めたインデックス投資の記録です。投資信託やETFを使って低コストで日本、先進国、新興国株式への国際分散投資を行っています。2019年にアーリーリタイア(FIRE)しました。現在はeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)をメインに積立中です。

年金積立インデックスシリーズ5ファンドの実質コスト判明(2014年10月決算)

CATEGORY年金積立
金融データの解析
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年金積立インデックスシリーズのうち5ファンド本日決算 分配金は全て10円でお伝えした10月27日に決算を迎えた5ファンドの運用報告書がUPされています。

ファンドにかかる費用には信託報酬だけでなく、売買手数料や保管費用などの「その他費用」もかかります。
運用報告書記載の費用明細から計算した(信託報酬とその他費用を合わせた)実質コストを以下にまとめました。



旧年金積立インデックスシリーズ 5ファンドの実質コスト(2014年10月27日決算)

実質コストを一番右の列にまとめました。

旧年金積立インデックスシリーズ 5ファンドの実質コスト(2015年1月版)
 ファンド 信託報酬(税抜)信託報酬 その他 前回の実質コスト(税抜) 実質コスト
 インデックスファンド日本債券(1年決算型) 0.45% 56円1円 0.45% 0.46%
 インデックスファンド海外株式(ヘッジなし)0.84% 157円7円 0.88% 0.88%
 インデックスファンド海外株式(ヘッジあり)0.84% 130円 37円 1.22% 1.08%
 インデックスファンド海外債券(ヘッジなし)1年決算型0.67% 129円 3円 0.69% 0.69%
 インデックスファンド海外債券(ヘッジあり)1年決算型0.67% 89円 3円 0.70% 0.69%


インデックスファンド海外株式(ヘッジあり)の実質コストが前回の年1.22%から年1.08%に低下した以外は、他の4ファンドの実質コストはほとんど変化はありません。

ただ、元々の信託報酬が今となっては高めのため、実質コストも他のライバルファンドの方が低いことが残念です。

例えばインデックスファンド海外株式(ヘッジあり)の実質コスト1.08%に対し、低コストインデックスファンドの実質コスト完全比較 (2014年12月)にあるように、同じMSCI-KOKUSAI指数(為替ヘッジあり)をベンチマークとする野村インデックスファンド・外国株式・為替ヘッジ型の実質コスト0.58%の方がはるかに低いです。




11月決算のインデックスファンド海外新興国(エマージング)株式等の運用報告書はまだ未発行

11月17日に決算を迎えたインデックスファンド海外新興国(エマージング)株式、インデックスファンド海外新興国(エマージング)債券(1年決算型)の運用報告書はまだUPされていないため、最新の実質コストはまだ不明です。

UPされ次第、実質コストをお知らせします。

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