2007年から始めたインデックス投資の記録です。投資信託やETFを使って低コストで日本、先進国、新興国株式への国際分散投資を行っています。2019年にアーリーリタイア(FIRE)しました。現在はeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)をメインに積立中です。

ニッセイ外国株式インデックスファンド等3ファンドの実質コスト(2015年1月)

CATEGORYニッセイ
COSTS
Image: FreeDigitalPhotos.net


ニッセイ外国株式インデックスファンド等3ファンド(11月20日決算)の初回の運用報告書が本日UPされました。

ファンドには信託報酬だけでなく、売買手数料や保管費用などの「その他費用」もかかります。
運用報告書記載の費用明細から計算した実質コスト(=(信託報酬+その他費用)を以下にまとめました。

ニッセイ外国株式インデックスファンドは期待通りの実質コストの低さです。



ニッセイインデックスシリーズ 3ファンドの実質コスト(2014年11月20日決算)

運用報告書記載の費用明細から計算した実質コストは下記の一番右の列に記載しました。

ニッセイインデックスシリーズ 3ファンドの実質コスト(2014年11月決算)
 ファンド 信託報酬(税抜)信託報酬 その他  実質コスト(税抜)
 <購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド 0.39% 42円11円 0.49%
 <購入・換金手数料なし>ニッセイ外国債券インデックスファンド0.38% 40円9円 0.47%
 <購入・換金手数料なし>ニッセイグローバルリートインデックスファンド0.45% 51円35円 0.76%





ニッセイ外国株式インデックスとニッセイ外国債券インデックスの実質コストは最安

<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド、<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国債券インデックスファンドとも実質コストが年0.4%台(税抜)と他の同資産クラスのインデックスファンドよりも最安です。

 参考記事: 低コストインデックスファンドの実質コスト完全比較 (2014年12月)


特に、<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンドは、「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2014」にて1位を受賞しており、実質コストは大変気になっていました。

実質コストが高めになりがちな初年度としては実質コストが低い印象です。
やはり元々の信託報酬の低さが効いています。




トラッキングエラーも個人的には許容範囲。今後の継続チェックも必要。

正確には他ファンドとのリターンを比較する必要はありますが、各ファンドが採用しているベンチマークとのトラッキングエラーは以下の通りです。
(ベンチマークはいずれも「配当込み」と明確です)


配当も含んだベンチマークに対し、実質コスト分程度のマイナスは個人的には許容範囲です。
最近のリターンが低いということも聞き及んでいますが、ニッセイ外国株式インデックスファンドの配当込み指数に年0.6%マイナスのリターンは初年度としては許容範囲内です。

これからも先進国株式クラスの主力として、ニッセイ外国株式インデックスファンドを購入予定です。

ただ、期間が短すぎるために今後も継続して実質コストだけでなく、リターン、トラッキングエラーも確認していく必要があります。

ちなみに、ニッセイグローバルリートインデックスファンドは実質コストが0.76%なのに、トラッキングエラーは0.3%と信託報酬よりも小さいのが謎ではあります。


ニッセイアセットマネジメントには、「インデックスファンドは徹底的にコストにこだわらないとダメなんです!」 のコンテンツ記載通りに、これからも経費を抑えたインデックス運用に期待しています。


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 [2016.01.18追記]
 ニッセイ外国株式インデックスファンド等6ファンドの実質コスト判明(2016年1月)
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