民事再生法申請当日のスカイマークがTOPIXに占める比率
CATEGORY日本株式

Skymark B737-800(JA737L) / Kentaro IEMOTO@Tokyo
民事再生法を1月28日に申請したスカイマークは、日本株式の代表的な指数であるTOPIX(東証株価指数)にも含まれています。
民事再生法申請当日時点のスカイマークがTOPIXに占める比率がわかりました。
スカイマークのTOPIXに占める比率
「スカイマーク株式会社」が発行する有価証券の保有状況について | 日興アセットマネジメント (PDF)
これを見ると、TOPIXをベンチマークとするインデックスファンドの1月28日時点のスカイマーク保有比率はわずか0.004%となっています。
(今は株価が1/10以下なので、さらに比率は減っています)
TOPIX(東証株価指数)
日本株式の代表的なベンチマークであるTOPIX(東証株価指数)は、浮動株時価総額比(浮動株上場株式数×株価))で東証1部上場企業を全て含んだ指数です。
直感的には、時価総額規模の大きい会社の銘柄ほど高い比率で、小さい会社の銘柄には低い比率でTOPIXに含まれているイメージです。
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意外と知らないTOPIXと日経平均の違い
TOPIXインデックスファンドはもちろん、私も保有しているTOPIX連動型上場投資信託(1306)やMAXIS トピックス上場投信(1348)もTOPIXをベンチマークとしています。
スカイマークは東証1部上場企業ですので、当然TOPIXに含まれます。
資産運用は、株式、債券、REITなど複数の資産クラスに分散するだけでなく、日本だけでなく先進国、新興国などの地域分散も必要です。
私の場合はアセットアロケーションに占める日本株式比率は7.4%ほどです。
その中で、スカイマークが0.004%と「10万円ファンドやETFを持っていて4円がスカイマーク」となり分散により個別銘柄の民事再生法の影響もごく軽微です。
スカイマークの民事再生法のニュースや、スカイマークに保有資産の数割をつぎ込んでいたブロガーさんの記事コメント欄には、「だから株は怖いからやめとく」などの言葉をみかけました。
怖いのは株ではなく、その「無謀な集中投資をする精神」です。
資産運用は、競馬や競艇のように一発当てに行くのではなく、退場しないように個別リスクをできるだけとらない分散投資が必須です。
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