2007年から始めたインデックス投資の記録です。投資信託やETFを使って低コストで日本、先進国、新興国株式への国際分散投資を行っています。2019年にアーリーリタイア(FIRE)しました。現在はeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)をメインに積立中です。

外国株式インデックスeと外国債券インデックスeが2年連続で分配金20円を出す

データ分析
Image: FreeDigitalPhotos.net


旧CMAMインデックスeシリーズであるインデックスeシリーズのうち、外国株式インデックスe外国債券インデックスeの2ファンドが本日2月9日に決算日を迎えました。

外国株式インデックスeと外国債券インデックスeとも去年に引き続き、分配金20円を出しました。



外国株式インデックスeと外国債券インデックスe  共に2年連続で分配金20円を出す

インデックスeシリーズのうち2ファンドの分配金(2015年2月)
 ファンド 信託報酬(%)(税抜) 前回の
実質コスト(税抜)
分配金
 外国株式インデックスe 0.50% 0.54% 20円
 外国債券インデックスe 0.50% 0.52% 20円



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 低コストインデックスファンドの実質コスト完全比較 (2014年12月)



1月22日に決算を迎えた日本株式インデックスeと日本債券インデックスeの分配金は共に0円でしたが、外国株式インデックスeと外国債券インデックスe 共に2年連続で分配金20円を出しました。
特に外国株式インデックスeは、信託報酬0.50%と低コストの先進国株式インデックスファンドであり、保有している方も多いと思われます。

分配金を出すと、必ず基準価額は分配金(税引前)分下がります。
投資家のメリットは1つもなく、いわば銀行口座からATMでカード出金すると、残高は必ず出金分下がるのと同じ理屈です。
分配金は「利益」でも「益出し」でも「お小遣い」でもありません。
ましてや、「分配金再投資による口数増加=複利効果」などありません。

決算から約1か月後には運用報告書がUPされるはずですので、前回同様に実質コストを計算し、記事にします。


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 [2015.03.14追記]
 インデックスeシリーズ全4ファンドの実質コストまとめ(2015年3月)
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COMMENTS

4Comments

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よく配当に意味はない、と言われますが、配当は総合課税の配当控除適用すれば、多くの人にとって譲渡益として20%課税されるより有利なのではないですか?

  • 2015/02/10 (Tue) 08:10
  • REPLY

kenz

Re: タイトルなし

「配当」についてなど記事内で単語も出していませんが。。。
もしかして(よくあるパターンですが)配当と分配金を混同されていませんか?

税制ルールについて書いているのではなく、配当控除うんぬんではなくファンド内で分配金を出さずに無課税で運用したほうが有利なのは当然です。


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No title

「配当」の単語は「分配金」に置き換えて貰って結構です。
分配金を総合課税にし,配当控除を適用すれば,私の場合は所得が195万円以下なので利益に対して実質2.2%の課税で済みます。

逆に,基準価額に上積みすると売却時に20%の譲渡益が掛かってしまい損だと思うのです。

記事で仰っている主旨は分かるのですが,「投資家のメリットが1つも無い」と言うほど分配金は良くないのかな,と思いまして。
私としては特別分配金でない,通常の分配金であればむしろ利益全部を分配金として出して欲しいとすら感じます。

ただ私自身,昨年度(今年提出分)の確定申告から始めて配当控除を受けるために配当,分配金を総合課税に回したので認識の間違いがあるかもしれませんが…(提出はしたがまだ還付金は入金されていない)

  • 2015/02/10 (Tue) 09:53
  • REPLY

kenz

Re: No title

売却はしないと言っているにも関わらず、なぜか執拗に配当控除と比較される理由が全くわからないのですが、

> 逆に,基準価額に上積みすると売却時に20%の譲渡益が掛かってしまい損だと思うのです。

のであれば、ほとんど分配金を出さないインデックスファンドよりも、分配金をいっぱい出しまくる毎月分配型ファンドを利用して「お得に」運用されればよいですね。