2007年から始めたインデックス投資の記録です。投資信託やETFを使って低コストで日本、先進国、新興国株式への国際分散投資を行っています。2019年にアーリーリタイア(FIRE)しました。現在はeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)をメインに積立中です。

FTSE Kaigai Indexの国別構成比率(2015年1月末)

CATEGORY先進国株式
ガラスの地球と金融データ
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EXE-i グローバル中小型株式ファンド等3ファンドが投資対象ETF or 参考指標を変更 にてお伝えしたように、EXE-i先進国株式ファンドの参考指標が今までのMSCI KOKUSAIインデックスからFTSE Kaigai・インデックスに変更されました。

両インデックスとも、日本を除く海外先進国株式を対象とする先進国株式指数です。

FTSE Kaigai・インデックスの国別構成比率を確認し、MSCI KOKUSAIインデックスとの違いを確認します。



FTSE Kaigai・インデックスの国別構成比率 (2015年1月30日時点)

FTSE社のサイトにて「FTSE Kaigai Index」の英語版ファイルから以下の表を作成しました。(URL指定できず、リンクは張っていません)

アメリカの61.44%を筆頭に計24ヶ国の1641銘柄で構成されています。

FTSE Kaigaiインデックス 計24ヶ国の国別構成比率(2015年1月30日時点)
 国 構成比率
 アメリカ 61.44%
 イギリス 8.75%
 スイス 3.88%
 フランス 3.82%
 ドイツ 3.78%
 カナダ 3.67%
 オーストラリア 3.15%
 韓国 1.85%
 香港 1.65%
 スペイン 1.37%
 スウェーデン 1.30%
 オランダ 1.19%
 イタリア 0.96%
 デンマーク 0.66%
 シンガポール 0.65%
 ベルギー0.55%
 フィンランド 0.38%
 ノルウェー 0.29%
 イスラエル 0.29%
 アイルランド 0.11%
 オーストリア 0.08%
 ポルトガル 0.07%
 ニュージーランド 0.08%
 ギリシャ 0.03%





FTSE Kaigai・インデックスとMSCI-KOKUSAIインデックスの構成銘柄の違い

(日本を除く)先進国株式指数としてファンドもベンチマークとして良く使われるMSCI-KOKUSAIインデックスは22ヵ国構成です。

FTSE Kaigai・インデックスは、MSCI-KOKUSAIインデックス構成22ヵ国に加えて、韓国とギリシャの2ヵ国も加わった24ヶ国構成です。

MSCI社では、韓国は新興国株式指数であるMSCI エマージング・マーケット・インデックスに分類していますが、FTSE社では、韓国は先進国株式に分類しています。

FTSEエマージング・インデックスとMSCIエマージング・マーケット・インデックスの違いについては、FTSEエマージング・インデックスの国別構成比率をご覧ください。


また、MSCI社では2013年11月に先進国株式から新興国株式に格下げされたギリシャが、FTSE Kaigai Indexには含まれています。

FTSE Kaigai・インデックスに韓国が1.85%、ギリシャが0.03%入っているほかは、おおむねMSCI-KOKUSAIインデックスと似たような構成比率です。

EXE-i先進国株式ファンドの参考指標がFTSE Kaigai・インデックスに変更されても、投資対象の米国ETFは変更されておらず、指数とのトラッキングエラーをどう少なくするのか不明なところがあります。
(普通に考えると韓国とギリシャの株式部分は投資比率も小さいので無視というところでしょうか)
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