2007年から始めたインデックス投資の記録です。投資信託やETFを使って低コストで日本、先進国、新興国株式への国際分散投資を行っています。2019年にアーリーリタイア(FIRE)しました。現在はeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)をメインに積立中です。

VT含む5つのバンガードETFの経費率が改定 VTの経費率は0.17%に

CATEGORYその他ETF
右肩下がりのグラフ

1年前のバンガードETF (VSS, VT, VWO)の経費率改定(低下)に続き、VT含む5つのETFの経費率(=エクスペンスレシオ)が改定(低下)されました。




バンガードETF (VWOB, VEJ, VT, VSS, BNDX) エクスペンスレシオ改定 (2015年2月末)

 VTを含む5本の米国籍バンガードETFの経費率改定のお知らせ | バンガードジャパン

2015年2月25日付ならびに2015年2月26日付目論見書で、下記バンガードの米国籍ETF(計5本)の経費率が改定されましたので、ご案内させて頂きます。

今回の改定は、スケールメリットを活用してファンド運用コストを低減し、投資家の利益を優先するという、バンガードの継続的な取り組みの一環として実施されたものです。



VT含むバンガードETFの新旧エクスペンスレシオ改定(2015年2月末)
 ETF名  略称 エクスペンスレシオベンチマーク  
 旧 新
 バンガード・米ドル建て新興国政府債券ETF VWOB 0.35% 0.34% バークレイズ米ドル建て新興市場政府債RIC基準インデックス
 バンガード・FTSE・オールワールド(除く米国)ETF VEU 0.15% 0.14% FTSEオールワールド(除く米国)インデックス
 バンガード・トータル・ワールド・ストックETF VT 0.18% 0.17% FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス
 バンガード・FTSE・オールワールド(除く米国)スモールキャップETF VSS 0.20% 0.19% FTSEグローバル・スモールキャップ(除く米国)インデックス
 バンガード・トータル・インターナショナル債券ETF(米ドルヘッジあり) BNDX 0.20% 0.19% バークレイズ・グローバル総合(米ドル除く)浮動調整RIC基準インデックス(米ドルヘッジベース)





VTのエクスペンスレシオはついに年0.17%

バンガードのファンド/ETFの運用コストは変動します。運用残高が増えれば経費率が低下し、残高が減少した場合は経費率が上昇する可能性があります。
経費率とは、ファンドの平均資産残高に対する、運用その他の経費の比率(%)です。経費率は原則として毎年決算日に見直され、変動します。
ファンドの現在の経費率は、目論見書に記載されている数値よりも低い、または高い可能性があります。


とあるようにエクスペンスレシオの改定は「引下げ」というよりは「実質コスト」に近いものです。
そのため、経費率の減少だけでなく上昇もありえます。

今回は上記5つのETFは全て経費率が下がる方に改定されました。

中でも、1本で日本含む先進国、新興国株式全体に小型株も含め幅広く投資できる バンガード・トータル・ワールド・ストックETFは、ついにエクスペンスレシオが年0.17%に改定されました。

海外ETFの購入は、確定申告での処理等なかなか面倒で私はまだしていませんが、以前と異なり、マネックス証券楽天証券は海外ETFの特定口座に対応しており、VT等の購入もやりやすくなりました。

今後もバンガードETFを含む海外ETFの低コスト化に期待しています。
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