2007年から始めたインデックス投資の記録です。投資信託やETFを使って低コストで日本、先進国、新興国株式への国際分散投資を行っています。2019年にアーリーリタイア(FIRE)しました。現在はeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)をメインに積立中です。

ニッセイ国内債券インデックスファンドの組入はわずか31銘柄のみ

CATEGORYニッセイ
ポートフォリオ
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<購入・換金手数料なし>ニッセイ国内債券インデックスファンドは、2015年1月29日より運用が始まった信報酬最安(年0.31%(税抜))の日本債券インデックスファンドです。

運用開始後初の月報を確認すると、組入銘柄数がわずかに31でした。



<購入・換金手数料なし>ニッセイ国内債券インデックスファンドの組入は31銘柄のみ

<購入・換金手数料なし>ニッセイ国内債券インデックスファンドは、NOMURA-BPI総合をベンチマークとするインデックスファンドです。

同じNOMURA-BPI総合をベンチマークとするインデックスファンドの中で月報に投資銘柄数が記載されていたファンドが以下です。


国内債券インデックスファンド 組入銘柄数比較
ファンド 組入銘柄数 信託報酬(税抜)
 <購入・換金手数料なし>ニッセイ国内債券インデックスファンド 31銘柄 0.31%
 MHAM日本債券インデックスファンド 300銘柄 0.43%
 三菱UFJ国内債券インデックスファンド 773銘柄 0.35%
 SMT 国内債券インデックス・オープン 787銘柄 0.37%
 日本債券インデックスe 858銘柄 0.37%
 日本債券インデックスファンド 858銘柄 0.50%
 eMAXIS 国内債券インデックス 907銘柄 0.40%
 野村インデックスファンド・国内債券 920銘柄 0.40%



野村インデックスファンド・国内債券が最大の920銘柄を組み入れている他、約770~900銘柄は組入れているファンドがほとんどの中、<購入・換金手数料なし>ニッセイ国内債券インデックスファンドの31銘柄は際立って少ないです。
(31銘柄とも国債で社債や地方債は含まれていません。)

インデックスファンドといっても、ベンチマークが対象とする全銘柄に投資する完全法だけとは限らず、資産クラス毎に一般的に使われる層化抽出法などもあります。
(運用会社で使用されるインデックス運用のモデルの違いもあります。)


<購入・換金手数料なし>ニッセイ国内債券インデックスファンドの交付目論見書には、

組入銘柄は、原則として投資適格銘柄に限定し、信用リスクを抑制します。


ニッセイアセットマネジメント株式会社と株式会社ニッセイ基礎研究所が共同開発したクオンツモデル「国内債券インデックスモデル」を利用し、ポートフォリオを構築します。



と書かれており、ベンチマークとのトラッキングエラーが小さく運用できれば組入銘柄数にはこだわりませんが、ここまで銘柄数の差があるのは興味深いです。

<購入・換金手数料なし>ニッセイ国内債券インデックスファンドは信託報酬が年0.31%(税抜)と最安の国内債券インデックスファンドですが、今後の運用については確認していきたいところです。
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COMMENTS

1Comments

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レオ

同じインデックスファンドでこんなに差があるのは驚きました。ニッセイは信託報酬が低く注目していましたが、他のものも銘柄数が少ない傾向なんですかね?

  • 2015/03/30 (Mon) 21:05
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