eMAXISプラス コモディティインデックスがeMAXISインデックスシリーズに追加へ
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eMAXISプラス コモディティインデックスが、eMAXISインデックスシリーズに6月18日に新規追加されます。
ブルームバーグ商品指数トータルリターンをベンチマークとするiShares Diversified Commodity Swap UCITS ETF (DE)(信託報酬0.45%)に投資するため、信託報酬が二重にかかり合計の信託報酬は年0.85%(税抜)です。
eMAXISプラス コモディティインデックス 投資対象ETFの信託報酬も含めたトータルの信託報酬は0.85%(税抜)
『eMAXISプラス コモディティインデックス』募集・設定について | 三菱UFJ投信 (PDF)
この度、三菱UFJ投信は『eMAXISプラス コモディティインデックス』を新規に設定いたしますので、お知らせいたします。
eMAXISプラス コモディティインデックス | EDINET
- 販売手数料: なし(ノーロード)
- 信託報酬: 計年0.85%(信託報酬0.40%+投資対象ETFの信託報酬0.45%)(税抜)
- ベンチマーク: ブルームバーグ商品指数トータルリターン
- 仕組み: ブラックロック社のETF iShares Diversified Commodity Swap UCITS ETF (DE)(信託報酬0.45%)に投資
- 決算: 年1回(1月26日)
- 当初自己設定: 2015年6月18日
- 販売会社: 当初はSBI証券とマネックス証券
ブルームバーグ商品指数トータルリターン
ブルームバーグ商品指数トータルリターンは、ブルームバーグ・コモディティ・インデックス(旧 DJ-UBSコモディティ・インデックス)に、先物取引の利子証拠金の利子を加味したトータルリターン指数です。
eMAXISプラス コモディティインデックスはカウンタパーティの信用リスクが存在
海外ETFであるiシェアーズ S&P GSCI コモディティ・インデックス・トラスト (GSG)(信託報酬0.75%)に投資するi-mizuhoコモディティインデックス(トータルの信託報酬1.15%)と、ベンチマークや投資対象ETFは異なりますが、仕組みは似ています。
また、コモディティファンドをお勧めできない4つの理由でも書いたように、コモディティ自体は保有するだけでは富を生みません。
株式や債券と異なり、本質的に保有により価値が上がる性質を持っておらず、コモディティの値動きはあくまで需要と供給のバランスのみで決まります。
そのため、私のアセットアロケーションにはコモディティは全く含まれていません。
また、EDINETの資料にも書かれていますが、「ETF発行者と金融機関の間でトータルスワップ契約を結ぶことでETFの値動きを指数に連動させる」とのことで、「カウンタパーティの信用リスクが存在する」と書かれています。
金融危機等で一企業の信用リスクが低下した場合、肝心の投資対象ETFに流動性がなくなり、ファンドの売買ができなくなる妙なリスクがあることには超注意です。
関連記事
だからコモディティファンドはお勧めできない(指数連動債がジャンク級へ)
eMAXISプラス コモディティインデックスについて詳細情報がわかれば追って記事にします。
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