2007年から始めたインデックス投資の記録です。投資信託やETFを使って低コストで日本、先進国、新興国株式への国際分散投資を行っています。2019年にアーリーリタイア(FIRE)しました。現在はeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)をメインに積立中です。

ニッセイJリートインデックスファンド 第2期決算の実質コストは年0.34%

CATEGORYニッセイ
東京のビル

<購入・換金手数料なし>ニッセイJリートインデックスファンドは、ニッセイインデックスシリーズの1つで、東証REIT指数(配当込み)をベンチマークとする日本リートインデックスファンドです。

信託報酬が年0.335%(税抜)、初回決算の実質コストも年0.35%とどちらも最も低いことから、私も購入しています。

第2回となる運用報告書がアップされたので、最新の実質コスト(=信託報酬+売買手数料や保管費用などその他にかかった費用を全て合わせたコスト)を確認します。




ニッセイJリートインデックスファンド 実質コストは年0.34%と最安値を更新

<購入・換金手数料なし>ニッセイJリートインデックスファンドの運用報告記載の(1万口あたりの)費用明細は以下の通りです。


<購入・換金手数料なし>ニッセイJリートインデックスファンドの運用報告記載の(1万口あたりの)費用明細


今回から運用報告書には実質コストも税込で載るフォーマットになっており、上記にも実質コストは年0.372%(税込)と載っています。

私が毎回計算している方法での、第2回決算での実質コストは約年0.34%(税抜)(=信託報酬0.335%×(50円/49円))となります。

#0.34%×1.08 = 実質コスト0.368%(税込)と表の数値とほぼ同じです。(どちらも簡便法なので誤差はあります。)

初回決算の実質コスト0.35%からさらに下がったのはすばらしいです。

もちろん、低コストインデックスファンドの実質コスト完全比較にもあるように、日本リートインデックスファンドの中で実質コスト年0.34%は最も低いです。




ニッセイJリートインデックスファンド ベンチマークとの下方かい離は初回決算より大きくなった

一方、ベンチマークである東証REIT指数(配当込み)とのかい離(=トラッキングエラー)は、第1期の-0.6%に対し、第2期は-0.9%(騰落率+26.3%、ベンチマーク+27.2%)と開いてしまいました。

NissayJReitIndexFundReturn.jpg


配当込み指数のベンチマークに対し、インデックスファンドの場合、実質コスト(税込)程度のマイナスのリターンはやむをえないと考えています。
(だからこそ低いコストが重要な要素)

かい離が-0.9%になった理由は、

これは、市場が上昇する場面で解約等に備え現金を保有していたことや、信託報酬等の費用を控除した影響等によるものです。


とのことですが、もう少し要因を詳しく書いてもらいたいところ。

それ以下のマイナスをいかに抑えるかの運用手腕を各社頑張ってほしいです。


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 [2016.06.30追記]
 ニッセイJリートインデックスファンド第3期決算 実質コストは年0.34%(税抜)
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