2007年から始めたインデックス投資の記録です。投資信託やETFを使って低コストで日本、先進国、新興国株式への国際分散投資を行っています。2019年にアーリーリタイア(FIRE)しました。現在はeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)をメインに積立中です。

i-mizuhoインデックスシリーズ 株式ファンド9本の実質コストまとめ(2015年6月)

実質コストの計算
Image: FreeDigitalPhotos.net


i-mizuhoインデックスシリーズのうち、株式ファンド9本の第2回運用報告書がUPされました。
運用報告書より各ファンドの実質コスト(信託報酬+その他費用)を計算し、i-mizuhoインデックスシリーズ株式ファンド9本の実質コストまとめを更新します。




i-mizuhoインデックスシリーズ 株式9ファンド(2015年5月7日決算) 実質コスト

運用報告書記載の1万口当たりの費用明細より、実質コストを計算し、下記表の一番右の列に記載しました。
費用明細の数値自体が簡便法による値なので誤差があることにはご注意ください。


i-mizuhoインデックスシリーズ  株式9ファンド(2015年5月7日決算)の実質コスト
 ファンド(2015年5月7日決算) 信託報酬(税抜)(%) 信託報酬 その他前回実質コスト(税抜)実質コスト(税抜)
 i-mizuho 国内株式インデックス 0.38% 35円 12円 1.00% 0.51%
 i-mizuho 先進国株式インデックス(為替ヘッジなし) 0.57% 66円 29円 1.10% 0.82%
 i-mizuho 先進国株式インデックス(為替ヘッジあり) 0.57% 60円 29円 1.16% 0.85%
 i-mizuho 米国株式インデックス 0.57% 75円 22円 0.89%0.74%
 i-mizuho 欧州株式インデックス0.57% 57円 38円 1.11%0.95%
 i-mizuho オーストラリア株式インデックス0.57% 48円 38円 1.30%1.02%
 i-mizuho 新興国株式インデックス0.58% 55円 28円 1.82%0.88%
 i-mizuho 東南アジア株式インデックス
0.63% 86円 37円 1.06%0.90%
 i-mizuho 中国株式インデックス
0.63% 88円 118円 1.22%1.47%



なお、上記9ファンドのうち、i-mizuho 東南アジア株式インデックスi-mizuho 中国株式インデックス以外の7ファンドは、マザーアファンドがiシェアーズのETFに投資するファンドオブファンズ形式のファンドです。
(ファンド自体の信託報酬とETFの信託報酬が二重にかかる)

例えば、i-mizuho 国内株式インデックスは、iシェアーズ 日経225ETF(信託報酬0.17%(税抜))にファンドオブファンズ形式で投資しています。
運用報告書の費用明細にはETF自体のコストは加味されていないようですので、実際は、i-mizuho 国内株式インデックスの実質コストは(0.51%+0.17%)=0.68%程度になりそうです。

上記の実質コスト表にはETFの信託報酬分は含まれていないのでご注意ください。




i-mizuhoインデックスシリーズの株式ファンドの実質コストはおおむね低下

i-mizuhoインデックスシリーズ 株式9ファンドの初回実質コストは、決算時期が運用開始から半年程度だったこともあり高めの実質コストでした。

今回は、i-mizuho 中国株式インデックスを除き、8ファンドの実質コストは下がっています。

i-mizuho 中国株式インデックスのベンチマークが9月22日に変更でお伝えしたように、i-mizuho 中国株式インデックスのベンチマークがFTSE中国25インデックスからFTSE中国50インデックスに変更されています。

そのため、組入銘柄の売買が大きなり実質コスト増加の一因になったのではないかと推測できます。


i-mizuhoインデックスシリーズ22ファンドは、みずほ銀行とみずほ証券のインターネットのみでの取扱いで他の金融機関ではまだ購入できません。

特に低コストのファンドがあるわけでなく、あまり利用価値はありません。
i-mizuho オーストラリア株式インデックスや i-mizuho 東南アジア株式インデックスなど地域別のレアなインデックスファンドもありますが、コストは高めで使いづらいです。

基本的には低コストインデックスファンドの実質コスト完全比較にある実質コストの低いインデックスファンドを利用すれば十分でしょう。
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