「世界経済インデックスファンド」 新興国組入比率引き上げ
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World Economic Forum Annual Meeting Davos 2008 / World Economic Forum
日本、先進国、新興国の株式/債券インデックスに地域別GDP総額の比率を参考に投資する世界経済インデックスファンドの資産組入比率が変更されていました。
本件は、じろらもさんのエントリ 「株式時価総額比率」と「GDP比率」はどちらが良い?」 でもまとめられており、時価総額比とGDP比のそれぞれの特徴がわかりやすく書かれています。
住信アセットマネジメント プレスリリース
「世界経済インデックスファンド」の基本資産組入比率の見直しについて (リンク切れ)

投資比率変更
比率変更理由としては、先進国・新興国・日本の各地域のGDP総額に合わせた変更で、具体的には、
日本:先進国:新興国 = 1:6:3 となったため新興国への投資比率を増やしたとのことです。
まとめ
至極まともな比率変更理由で、信託報酬一定でコストが増える新興国の配分を増やしたのには好感が持てます。
私の場合は時価総額比での地域分散が好みですが、GDP比での配分もありかと思います。ただ新興国の割合がGDP比ではかなり多いので、きちんとリスクを理解したうえで投資することが必要と考えます。
いずれにしろ今後新興国の存在はますます大きくなってくることは間違いないと思います。
上記には2014年までのGDP比率予想値が載っています。日本のGDP比率は順調に低下見込みなのが悲しいところです。
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