2007年から始めたインデックス投資の記録です。投資信託やETFを使って低コストで日本、先進国、新興国株式への国際分散投資を行っています。2019年にアーリーリタイア(FIRE)しました。現在はeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)をメインに積立中です。

三井住友・DC全海外株式インデックスファンド(信託報酬0.25%)等DC向け低コストファンド4つが楽天証券より発売

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Market Analysis
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確定拠出年金(DC)向けの4つの低コストのインデックスファンドが9月18日より楽天証券にて取扱いを開始します。

既にSMBC日興証券で販売されている三井住友・日本債券インデックスファンドの他、一般向け取扱い初となる三井住友・DC全海外株式インデックスファンド(信託報酬0.25%(税抜))等3ファンドの計4ファンドがノーロードで販売されます。




楽天証券にてDC向けファンド4ファンドが9月18日より取扱開始

 楽天証券で最も低コストのファンドが登場! | PRTIMES

今回楽天証券が取り扱う4ファンド「三井住友・日本債券インデックスファンド」、「三井住友・DC外国債券インデックスファンド」、「三井住友・DC全海外株式インデックスファンド」、「三井住友・DC新興国株式インデックスファンド」は、これまで取り扱いがDCに限定されていました。この度、一般向け(DC以外)としては初めて、楽天証券において本4ファンドを積立てでご購入いただけるようになります。また、楽天証券では本4ファンド全てノーロードで販売します。




9月18日より楽天証券にて販売されるDC向けファンドは以下4つです。
市販向けとして最も信託報酬の低いファンドには薄桃色を付けています。

三井住友DCインデックスシリーズ 4ファンド
 ファンド 信託報酬(税抜)ベンチマーク  
  三井住友・日本債券インデックスファンド 0.16%NOMURA-BPI総合
 三井住友・DC外国債券インデックスファンド 0.21%シティ世界国債インデックス(除く日本)
 三井住友・DC全海外株式インデックスファンド 0.25%MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス(除く日本)
 三井住友・DC新興国株式インデックスファンド 0.56%MSCIエマージング・マーケット・インデックス(配当込み)





ついにDC向け外国株式、外国債券インデックスファンドも一般購入可能に

確定拠出年金(DC)向けインデックスファンドは、市販より信託報酬が低いことが多く、投資家からも一般向け販売が待ち望まれていました。

DC向けファンドがネット証券など一般向けに購入できるものは、今までは、
の2ファンドしかありませんでした。

9月18日からは、三井住友・日本債券インデックスファンドが楽天証券でも販売される他、三井住友・DC外国債券インデックスファンド、三井住友・DC全海外株式インデックスファンド 、三井住友・DC新興国株式インデックスファンドの3ファンドが初めて楽天証券にて一般購入可能となります。




三井住友・日本債券インデックスファンド

三井住友・日本債券インデックスファンド(信託報酬0.16%)は、市販の日本債券インデックスファンドとして最も低い信託報酬のファンドです。

SMBC日興証券のオンライントレードでしか購入できませんでしたが、9月18日より楽天証券でも購入できるようになります。




三井住友・DC全海外株式インデックスファンド

三井住友・DC全海外株式インデックスファンドは、MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス(除く日本)をベンチマークとする信託報酬0.25%(税抜)の驚異の低コストインデックスファンドです。

MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス(除く日本)をベンチマークとするインデックスファンドとしては、eMAXIS 全世界株式インデックス(信託報酬0.60%)がありますが、一気に0.35%も信託報酬が低いファンドの登場となりました。

間違いなく有力な選択肢の1つとなりそうですね。




三井住友・DC外国債券インデックスファンド

今までは信託報酬0.38%の<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国債券インデックスファンドが最も低コストでしたが、三井住友・DC外国債券インデックスファンドは、信託報酬0.21%と最も低い先進国債券インデックスファンドとして注目です。




三井住友・DC新興国株式インデックスファンド

三井住友・DC新興国株式インデックスファンドは信託報酬0.56%の新興国株式インデックスファンドです。
MSCIエマージング・マーケット・インデックスをベンチマークとするインデックスファンドとしては、インデックスファンド海外新興国(エマージング)株式(信託報酬0.55%)の方が低コストですが、実質コストが高めで、Funds-i新興国株式インデックスの方がリターンが良いです。

三井住友・DC新興国株式インデックスファンドの実質コスト等詳細は今後確認していきます。





今後はDC向け先進国株式インデックスファンドの発売にも期待

今回のラインナップにはDC向け先進国株式インデックスファンドが入っていません。

今後は、私もDCで購入している三井住友・DC外国株式インデックスファンドS(信託報酬0.17%(来月から0.16%に低下))のような超低コストのファンドの発売に期待しています。

また、楽天証券だけでなく、SBI証券など他のネット証券も追随してもらうことも大いに期待しています。

今後は、低コストインデックスファンドの実質コスト完全比較に、今回の三井住友インデックスシリーズも新たに追加することにします。

ニッセイインデックスシリーズと共に低コスト化を争ってもらえると個人投資家としてはうれしい限りです。



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