2007年から始めたインデックス投資の記録です。投資信託やETFを使って低コストで日本、先進国、新興国株式への国際分散投資を行っています。2019年にアーリーリタイア(FIRE)しました。現在はeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)をメインに積立中です。

三井住友・DC全海外株式インデックスファンド等4ファンドの実質コストまとめ

CATEGORY三井住友
ファンドのデータ分析
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三井住友DCインデックスシリーズ4ファンドが楽天証券にて9月18日より取扱開始にてお伝えした三井住友DCインデックスシリーズ4ファンドの運用報告書記載の費用明細から計算した実質コスト(=(信託報酬+その他費用)を以下にまとめました。




三井住友インデックスシリーズの実質コスト(2015年9月版)

新しいフォーマットの運用報告書は1万口当たりの費用明細の表では税込でのコストも出ています。
本記事では過去の他の実質コスト記事との連続性のため、以前と同じ計算方法での実質コスト(税抜)を掲載します。
(簡便法による数値なのである程度の誤差があることにはご注意ください。)

以下の薄桃色部分が実質コストです。


三井住友DCインデックスシリーズ 4ファンドの実質コスト
 ファンド 信託報酬(税抜)信託報酬その他実質コスト(税抜) 決算日
  三井住友・日本債券インデックスファンド 0.16%21円0円 0.16%6月20日
 三井住友・DC外国債券インデックスファンド 0.21%44円7円0.24%3月31日
 三井住友・DC全海外株式インデックスファンド 0.25%43円19円0.36%11月30日
 三井住友・DC新興国株式インデックスファンド 0.56%67円40円0.89%11月30日





三井住友・DC新興国株式インデックスファンドは実質コストが高め

低コストインデックスファンドの実質コスト完全比較にある数値と比較すると、 三井住友・DC新興国株式インデックスファンド以外の3ファンドは従来の既存インデックスファンドより実質コストが低いです。

三井住友・日本債券インデックス・ファンドや三井住友・DC外国債券インデックスファンドは従来最も実質コストの低かったファンドの約半分の実質コストです。

三井住友・DC全海外株式インデックスファンドや三井住友・DC新興国株式インデックスファンドは投資対象の新興国株式マザーファンドの規模が小さいこともあり、その他費用が大きくなっています。

実質コストが低い=最も優れたファンドというわけではありませんが、コストはリターンに影響する大きな要因の一つです。

三井住友インデックスシリーズの実質コストの数値も、低コストインデックスファンドの実質コスト完全比較に追加記載するようにします。


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 [2015.10.26追記]
 日本株式や先進国株式クラスのDC専用投信が楽天証券にて年内発売開始との報道

 [2015.10.30追記]
 三井住友DCインデックスシリーズが楽天証券で積立だけでなく金額指定購入も可能に

 [2015.11.01追記]
 楽天証券サイトの三井住友DCインデックスファンド一覧表に2ファンドの追加空白行あり

 [2016.01.03追記]
 三井住友DCインデックスシリーズ全8ファンドの信託報酬、実質コスト一覧(2016年1月)
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COMMENTS

2Comments

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世界のREIT

No title

たいへん詳細な情報、ありがとうございました。
さしあたり、外国債券に関しては、他ファンドから切り替えることにしました。

kenz

>世界のREITさん
コメントありがとうございます。
少しでも参考になればうれしいです。