2007年から始めたインデックス投資の記録です。投資信託やETFを使って低コストで日本、先進国、新興国株式への国際分散投資を行っています。2019年にアーリーリタイア(FIRE)しました。現在はeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)をメインに積立中です。

ニッセイ外国株式インデックスファンド等6ファンドの実質コスト判明(2016年1月)

CATEGORYニッセイ
costs
ニッセイインデックスシリーズ全9ファンドのうち、11月20日に決算を迎えたニッセイ外国株式インデックスファンド等6ファンドの運用報告書が本日ようやくUPされました。

以下に運用報告書から計算した各ファンドの最新の実質コスト(信託報酬 + その他費用)をまとめました。



ニッセイインデックスシリーズのうち6ファンドの実質コスト更新 (2016年1月版)

運用報告書には税込でのコストも表示されていますが、過去の実質コスト記事との比較の連続性のため、以前と同じ計算方法での実質コスト(税抜)を以下に掲載します。

どちらの数値も簡便法によるので、ある程度の誤差があることにご注意ください。

以下表の一番右側の薄桃色部分が最新の実質コストです。
いずれも11月20日の決算では分配金は0円です。(普通分配金での税金はかかっていません)



ニッセイインデックスシリーズ 6ファンド(2015年11月20日決算)の実質コスト
 ファンド 決算日時点の信託報酬(税抜)信託報酬  その他 前回実質コスト(税抜)実質コスト(税抜)
 <購入・換金手数料なし>ニッセイJPX日経400インデックスファンド 0.31% 30円 5円 -0.36%
 <購入・換金手数料なし>ニッセイ国内債券インデックスファンド 0.31%(注) 27円 1円 -0.32%(注)
 <購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド 0.39%(注) 54円 17円 0.49%0.51%(注)
 <購入・換金手数料なし>ニッセイ外国債券インデックスファンド 0.38%(注) 47円 9円 0.47%0.45%(注)
 <購入・換金手数料なし>ニッセイグローバルリートインデックスファンド 0.45% 70円 24円 0.76%0.60%
 <購入・換金手数料なし>ニッセイ・インデックスバランスファンド(4資産均等型) 0.34% 9円 2円 - 0.42%


(注)ニッセイ外国株式インデックスファンド等3ファンドは、決算日翌日の11月21日より信託報酬を大きく引き下げています。
表内の数値はあくまで信託報酬引き下げ前の数値です。





ニッセイ外国株式インデックスファンドは旧信託報酬で計算しても実質コスト最安

低コストインデックスファンドの実質コスト完全比較にあるように、初の実質コストが判明したニッセイJPX日経400インデックスファンドの他、信託報酬引き下げ前の数値でもニッセイ外国株式インデックスファンドが、他のライバルのインデックスファンドより実質コストが一番低いです。

運用報告書記載の期中リターンであるファンドリターンは+3.5% 、配当込みベンチマークは+3.6%です。
トラッキングエラーはわずか0.1%と優秀です。

ニッセイ外国株式インデックスファンドの現在の引下げ後の信託報酬0.24%で仮に計算すると実質コストは年0.32%となり、次回以降はさらに低い実質コストが期待できます。

同様に信託報酬を引き下げた<購入・換金手数料なし>ニッセイ国内債券インデックスファンドや<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国債券インデックスファンドも、次回はより実質コストが低くなることが期待できます。


また、私も購入している先進国リートだけでなく新興国リートにも投資できる ニッセイグローバルリートインデックスファンドの実質コストが0.76%から0.60%に下がったのはうれしいです、

さらに、今回が初決算となったニッセイ・インデックスバランスファンド(4資産均等型)は、私も今年からNISA口座向けに積立購入を開始しており、実質コストが年0.42%と低いのはうれしい限りです。


たわらノーロード 先進国株式(信託報酬0.225%)等たわらノーロードシリーズ三井住友DCインデックスシリーズなども強力なライバルとして投信低コスト化競争に参入してきた中、今後の安定運用に期待したいです。


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 [2016.01.26追記]
 ニッセイインデックスシリーズ全9ファンドの信託報酬、実質コスト一覧(2016年1月)

 [2017.01.20追記]
 ニッセイ外国株式インデックスファンド等6ファンドの実質コスト一覧(2017年1月)
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