2007年から始めたインデックス投資の記録です。投資信託やETFを使って低コストで日本、先進国、新興国株式への国際分散投資を行っています。2019年にアーリーリタイア(FIRE)しました。現在はeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)をメインに積立中です。

ワインファンドのヴァンネット(VIN-NET)が出資者への説明会を実施 不正を認め破産手続きへ

CATEGORYワイン投資
ワイン樽
ワイン投資ファンドのヴァンネット(VIN-NET)が自転車操業で金融商品取引業登録取消処分でお伝えしたヴァンネットの出資者説明会が3月4日にようやく開かれたとのことです。

ヴァンネットが告知していた当初予定の1月下旬から1ヶ月以上遅れの3月説明会となりました。

実際にヴァンネットに出資されていた方のブログ記事から知りました。



ヴァンネットの説明会が開催され、来週から破産手続きとの情報あり

ヴァンネットのウェブページには告知がありませんでしたが、出資者には郵送にて出資者説明会開催通知が送られました。

出資者のまるもりさんが説明会開催通知のお知らせ写真と共にブログ記事にされています。

 VIN-NET(5) | アパート経営奮闘記

今日、VIN-NETからの説明会の手紙がとどきました......。

説明会の日時が3月4日(金)の午後1時半~3時半.......。東京で.......。



説明会の1週間前の2月25日に郵送で、平日昼開催と連絡されても、仕事等で参加が難しい方が多いのが現状でしょう。
もちろん、ヴァンネットのサイトには説明会は1月下旬めどと書かれているまま更新もありません。



また昨日3月4日のヴァンネットの出資者向け説明会に参加された方のコメントも掲載されています。

 VIN-NET(7) | アパート経営奮闘記

・ヴァンネット社は来週から破産手続きに入る。

・残余資産は、破産手続きを通して明らかになるが、非常に少ない(額はこれからだが、感覚的に1億未満くらい?)




説明会の議事録や外部の調査報告書は後日郵送とのことですが、上記の参加者速報が事実だと予想通り、ヴァンネット側の不正によりワインファンドの実態は虚偽、詐欺であったことになり、残資産も少ないために出資者は大損害ということになります。


ワイン投資が歪みを狙う投資などと考える前に、やはり年金基金など機関投資家が投資しないものに個人投資家が手をだしてはいけないことがよくわかります。

このようなファンドを「信頼できるファンド」と推奨して、書籍まで出している内藤忍氏もさすがに説明会で明らかになった事実をスルーしないと思っていますが、今後の動向と共にヴァンネットの行く末には引き続き注目しています。






 [2016.03.05追記] 






 [2017.05.07追記]
 ワインファンドのヴァンネット(VIN-NET)の破綻当時の高橋社長が死去

 [2019.09.17追記]
 破綻したワインファンドのヴァンネット(VIN-NET) 戻りは投資額のわずか1.6%という結末に
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COMMENTS

1Comments

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アルパテーチ

松井税理士の思いつきで始まったヴァンネット。高橋さんや大竹さんもある意味犠牲者です。
ファンドと言う、切った張ったの能力や知識がまったくないのに。
まあ無知も罪と言うことでしょ。
高橋さんと北田さんは逮捕は不可避ですかね。金持ちの大竹さんはともかく、松井さんはカネも地位も名誉も家も喪うでしょう。
欲張って急ぎ過ぎましたね。残念。

  • 2016/03/30 (Wed) 22:57
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  • ウイスキー投資「プラチナ・ウイスキー・インベストメント・ファンド」が香港にあるそうです(棒)
  • 日本ではワイン投資のヴァンネットに対して行政処分から、最近では出資者説明会があり破産手続きに進むようですが、お隣の香港ではウイスキー投資「プラチナ・ウイスキー・インベストメント・ファンド」があるようで初めての配当支払いがあるとのニュースを発見しました。  参考  17%リターン目指す希少なウイスキーファンド、初の配当に向け乾杯|Bloomberg  参考  ヴァンネットに行政...
  • 2016.03.06 (Sun) 23:28 | ほったらかし投資のまにまに