勤務先の企業型確定拠出年金(401k)にマッチング拠出導入へ
CATEGORY確定拠出年金(401k)

2007年5月から勤務先に導入された企業型確定拠出年金(401k)についにマッチング拠出が導入されることになりました。
マッチング拠出は、企業が拠出する確定拠出年金の掛け金に従業員個人が資金を上乗せできる制度です。
401kの比率アップ かつ マッチング拠出がまもなく利用可能
確定拠出年金(401k)の掛金分は全額「非課税」であることから、あくまで確定拠出年金はリスク資産の一部と考え、期待リターンが高い先進国株式クラスのファンドに全額を割り当てています。
そのため、税金繰り延べ効果を最大限に活用するために、401k部分には当初より先進国株式インデックスファンド100%配分としています。
確定拠出年金分は先進国株式を全額割り当て、自分で運用する(一般に購入する)リスク資産と合わせて全体でアセットアロケーションを考えるという考えです。
また、勤務先の場合、401k専用ファンドとしても最も信託報酬の低い先進国株式インデックスファンドである三井住友・DC外国株式インデックスファンドS(信託報酬0.16%(税抜))に100%比率で投資しています。
勤務先の企業年金は、8割を確定給付年金、2割は401kにて運用されています。
近いうちに、401k比率も大きく上がり、さらに追加でマッチング拠出も導入されることになりました。
マッチング拠出は、企業が拠出する確定拠出年金の掛け金に従業員個人が資金を上乗せできるため、結果的に401K投資可能額が増えることになります。
マッチング拠出の掛金額は「企業が拠出する掛金額以内」かつ「企業拠出分と従業員拠出分の合計が法定の拠出限度額以内」となる範囲と決められているため、拠出額上限はあります。
ただ、401k比率が上がることとマッチング拠出利用により、401kの枠内での投資枠が広がることはうれしい限りです。
どのくらいの拠出額が可能になるか詳細不明ですが、もちろんマッチング拠出上限まで三井住友・DC外国株式インデックスファンドSに投資予定です。
それにしても、労働組合の「我々の大事な年金を株のような博打にさらすのか」、「運用なんて会社員はできない、株なんてわからない」等の反対により、401k比率UPが会社側の当初の予定より遅れたと聞いてかなり残念です。
投資については下記で書いたような認識の方が同僚含め相変わらず多く、悲しい限りです。
企業型の401kが利用できる方の中には、同様にマッチング拠出が導入されるところもあると思います。
メリットを理解した上で、できるだけうまく利用すべきと思います。
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[2016.05.28追記]
企業型確定拠出年金(401k)への拠出限度額上限までのマッチング拠出を確認
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