たわらノーロードplusシリーズ 低ボラティリティ高配当戦略アクティブファンド3本が登場
CATEGORYたわらノーロード

たわらノーロードシリーズは、新参ながら超低コストの信託報酬で登場したインデックスファンドシリーズです。
たわらノーロードシリーズのアクティブファンド版として、「たわらノーロードplusシリーズ」3ファンドが3月31日に新規設定されます。
たわらノーロードplusシリーズが3月31日に新規設定
「たわらノーロード」シリーズラインアップ拡充のお知らせ | DIAMアセットマネジメント (PDF)
今般、「たわらノーロード」のアクティブシリーズとして、以下の3本の追加型株式投資信託(以下、総称して本ファンドといいます)を3月14日(月)より募集開始、3月31日(木)に新規設定いたします。
「たわらノーロードplus 国内株式高配当最小分散戦略」
「たわらノーロードplus 先進国株式低ボラティリティ高配当戦略」
「たわらノーロードplus 新興国株式低ボラティリティ高配当戦略」
ファンド | ベンチマーク | 信託報酬(税抜)(%) |
---|---|---|
たわらノーロードplus 国内株式高配当最小分散戦略 | なし | 0.70% |
たわらノーロードplus 先進国株式低ボラティリティ高配当戦略 | なし | 0.85% |
たわらノーロードplus 新興国株式低ボラティリティ高配当戦略 | なし | 0.90% |
日本株式、先進国株式、新興国株式それぞれ高配当&低ボラティリティ戦略のアクティブファンドです。
信託報酬はインデックスファンドの概ね+0.40%~0.50%高い程度で、アクティブファンドとしてはコストは抑えられている方です。
同じ「plus」が付いたファンドとしては、eMAXISプラス コモディティインデックスがありますが、本質的に保有により価値が上がる性質のないコモディティクラスのファンドです。
たわらノーロードplusシリーズの方が株式クラスのアクティブファンドの分、ファンド組成の意味があります。
交付目論見書を見ると
- 独自の定量モデルにより投資魅力度の高い銘柄を抽出し、その中から予想配当利回りの高い銘柄を選定
- 価格変動率(ボラティリティ)の低いポートフォリオを構築することで、投資効率(リスク調整後リターン)の向上をめざす
とスマートベータ戦略っぽいことが書かれていますが、いずれのファンドもベンチマークがなく、具体的にどう運用するか詳細は書かれていません。
私は通常のインデックスファンドの活用で十分と考えていますが、信託報酬がアクティブファンドとしてそれほど高くはない(インデックスファンドよりは高い)スマートベータ手法を取るアクティブファンドとして、興味のある方もおられると思います。
SBI証券や楽天証券にてノーロードで購入可能です。
どのような運用を行うかによって売買回転率や実質コストも大きく変わるため、今後、たわらノーロードplusシリーズの詳細について判明すればブログにてお伝えします。
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[2019.09.22追記]
たわらノーロードplus 先進国株式低ボラティリティ高配当戦略の純資産が集まらないため、繰上償還予定となっています。
たわらノーロードplus 先進国株式低ボラティリティ高配当戦略 繰上償還(予定)へ
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