2007年から始めたインデックス投資の記録です。投資信託やETFを使って低コストで日本、先進国、新興国株式への国際分散投資を行っています。2019年にアーリーリタイア(FIRE)しました。現在はeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)をメインに積立中です。

ニッセイTOPIXインデックスファンド第1期決算 初の実質コストが判明

CATEGORYニッセイ
低コスト

ニッセイインデックスシリーズの中のニッセイ日経225インデックスファンドと<購入・換金手数料なし>ニッセイTOPIXインデックスファンドがそれぞれ2月15日と2月22日に決算を迎え、運用報告書が発行されました。

特に(信託報酬が年0.29%(税抜)と最安のTOPIXインデックスファンドである)<購入・換金手数料なし>ニッセイTOPIXインデックスファンドは今回が初決算となります。

運用報告書記載の費用明細から両ファンドの実質コストを確認しました。



ニッセイ日経225インデックスファンドとニッセイTOPIXインデックスファンドの実質コスト

運用報告書には税込でのコストも表示されていますが、過去の実質コスト記事との比較の連続性のため、以前と同じ計算方法での実質コスト(税抜)を示します。

以下表の一番右側の薄桃色部分が最新の実質コストです。
どちらもファンドも分配金は出しておらず、分配金での税金はかかっていません。


ニッセイインデックスシリーズ 2ファンド(2016年2月決算)の実質コスト
 ファンド 信託報酬(税抜)信託報酬  その他 前回実質コスト(税抜)実質コスト(税抜)
 ニッセイ日経225インデックスファンド 0.25% 55円 2円 0.26%0.26%
 <購入・換金手数料なし>ニッセイTOPIXインデックスファンド 0.29% 25円 1円 -0.30%





ニッセイ日経225インデックスファンドは安定の低コスト

ニッセイ日経225インデックスファンドは前回同様に実質コストが年0.26%と低く、運用報告書が出ている日経平均インデックスファンドとしては信託報酬、実質コスト共に最も低いです。

今後は、運用開始から1年経過しておらず、まだ運用報告書が出ていないたわらノーロード 日経225(信託報酬0.195%)や、日経225インデックスe(信託報酬最安0.19%)との勝負になります。





ニッセイTOPIXインデックスファンドの初回決算 実質コストは年0.30%と最も低コスト

<購入・換金手数料なし>ニッセイTOPIXインデックスファンドは、去年の4月27日からの運用でまだ1年経っていません。
実質コストはまだ高めかと思っていましたが、信託報酬0.29%に対し、実質コスト0.30%と、今まで最も実質コストが0.37%と低かったSMT TOPIXインデックス・オープンを下回り、TOPIXインデックスファンドとして信託報酬、実質コストとも最も低いです。


低コストインデックスファンドの実質コスト完全比較 (2016年3月更新) - インデックス投資日記@川崎




決算期間の昨年4月27日から今年2月22日までのリターンは-19.0%であり、ベンチマークであるTOPIX(配当込み)の-18.8%に0.2%低いだけで、配当込みベンチマークとのトラッキングエラーも低いです。

ニッセイTOPIX、ニッセイ外国株式インデックスファンドを本日購入の記事でもお伝えしているように、私も日本株式クラスは運用報告書が出る前にニッセイTOPIXインデックスファンドを購入しており、ひとまず安心しました。



ニッセイインデックスシリーズは、当面同じ低コスト化を仕掛けているたわらノーロードシリーズと低コスト化競争となっており、今後も各ファンドの実質コストはチェックしていきます。
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