企業型確定拠出年金(401k)への拠出限度額上限までのマッチング拠出を確認
CATEGORY確定拠出年金(401k)

勤務先の企業型確定拠出年金(401k)にマッチング拠出導入へでお伝えしたように、勤務先の401kに正式にマッチング拠出が導入され、給与明細でもマッチング拠出分の控除が確認できました。
企業型確定拠出年金のマッチング拠出
マッチング拠出とは、企業が拠出する確定拠出年金の掛け金に従業員個人が資金を上乗せできる制度です。
確定拠出年金(企業型DC) マッチング拠出について | 労働金庫連合会
従業員(加入者)が資金を上乗せできる掛金上限は、以下を満たす上限額になります。
- 加入者の掛金は会社掛金と同額まで。
- 加入者の掛金と会社掛金合計は拠出限度額まで。
拠出限度額は、「確定給付年金(DB)+退職一時金など、企業年金を併用し、かつ退職一時金制度も採用している場合」、月27500円。そうでない場合は月55000円。
拠出限度額上限までマッチング拠出を利用
勤務先も401kの比率がアップし(確定給付年金(DB)比率は減少)、マッチング拠出が可能となりました。
勤務先は企業年金を併用しているので、、「加入者の掛金と会社掛金合計は拠出限度額27500円まで」になります。
勤務先の会社掛金は2万数千円となっており、マッチング拠出の掛金上限は、わずか数千円でした。
ただ、会社掛金同様、マッチング拠出年金加入者の掛金は全額所得控除になることから当然積極的に上限まで利用しました。
以前から確定拠出年金はあくまでリスク資産の一部と考え、期待リターンが高い先進国株式クラスのファンドに全額を割り当てています。
具体的には、(401k専用ファンドとしても最も信託報酬の低い先進国株式インデックスファンドである)三井住友・DC外国株式インデックスファンドS(信託報酬0.16%(税抜))に100%配分で投資しています。
過去記事:
企業型401kでの外国株式100%運用についてのご質問への回答
日経ヴェリタス2015年4月5日号に確定拠出年金の運用事例が掲載
今月の給与明細にも給与明細でもマッチング拠出分の金額を年金用に控除したことが記載されており、無事にマッチング拠出が確認できました。
もちろんマッチング拠出分含む401kの資産額は、自分のアセットアロケーションの先進国株式クラスの一部として管理しています。
先日も、公務員や、専業主婦、企業年金があるサラリーマンも個人型DCに加入できるように法改正がなされ、ますます自助努力が必要になります。(詳細は今後わかってくるはずです。)
マッチング拠出はもちろん、各種の有利な制度は積極的に利用していくべきと思います。
- 関連記事
-
-
野村アセット DC専用の先進国株式インデックスファンド2つを信託報酬最安に引き下げ 2023/01/02
-
超低コストのSMBC・DCインデックスファンドシリーズ3ファンドがつみたてNISA対象に 2022/01/27
-
SMBC・DCインデックスファンド(日経225) DC専用の信託報酬最安の日経平均インデックスファンド 2021/12/12
-
SMBC・DCインデックスファンド(S&P500) DC専用の超低コスト米国株式インデックスファンド 2021/12/11
-
SMBC・DCインデックスファンド(MSCIコクサイ) 信託報酬最安のDC専用先進国株式ファンド 2021/12/07
-
会社合併の場合の企業型確定拠出年金での保有ファンドはどうなったか 2021/09/17
-
三井住友・DC外国株式インデックスファンドS 信託報酬を0.16%から0.14%に引下げ 2021/02/26
-
SBI証券のiDeCoへの企業型確定拠出年金の移管完了、毎月の拠出もスタート 2020/02/20
-
退職によりSBI証券のiDeCo(個人型確定拠出年金)に申し込みました 2019/11/27
-
One DC 先進国株式インデックスファンド 信託報酬0.109%のDC専用ファンドが設定へ 2019/03/31
-