2007年から始めたインデックス投資の記録です。投資信託やETFを使って低コストで日本、先進国、新興国株式への国際分散投資を行っています。2019年にアーリーリタイア(FIRE)しました。現在はeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)をメインに積立中です。

Funds-i Focus 米国ハイイールド債券等為替ヘッジ型含む2ファンドがFunds-iシリーズに追加へ

CATEGORYFunds-i
電卓にペン

野村インデックスファンド・米国ハイ・イールド債券、野村インデックスファンド・米国ハイ・イールド債券・為替ヘッジ型の2ファンドが、野村インデックスファンドFunds-iシリーズに2016年7月14日より追加されます。

EDINET及びモーニングスターの新設ファンド情報にて知りました。
まだ野村アセットマネジメントからの正式発表ではないため一般発売用でない可能性もありますが、SBI証券と楽天証券で発売ということで紹介します。


野村インデックスファンドシリーズ追加されると予想される米国ハイイールド債券ファンド


 新設ファンド情報 | モーニングスター


2016年7月14日に設定される2ファンドの信託報酬やベンチマーク等は以下です。

 ファンド   信託報酬(税抜)信託財産留保額  ベンチマーク 決算日
野村インデックスファンド・米国ハイ・イールド債券(愛称:Funds-i Focus 米国ハイイールド債券) 0.80%0.20%バークレイズ米国ハイイールド社債高流動性インデックス(ヘッジなし・円換算ベース) 4月24日
野村インデックスファンド・米国ハイ・イールド債券・為替ヘッジ型(愛称:Funds-i Focus 米国ハイイールド債券 為替ヘッジ型) 0.80%0.20%バークレイズ米国ハイイールド社債高流動性インデックス(円ヘッジ・円換算ベース) 4月24日



野村アセットマネジメントからの発表ではありませんが、当初はSBI証券と楽天証券での発売ということで、ステート・ストリートシリーズのような妙なラップ口座などでの限定販売でなく、一般売りの可能性が高いのではないかと思います。

また、ファンドの愛称が単なる「Fund-i」でなく、「Funds-i Focus」と見慣れない名称になっています。
投資対象が投資家のコア資産にはなりえない「米国ハイイールド債券」であることから、eMAXISプラス コモディティインデックスのようなeMAXISプラスシリーズと同様の非コア資産クラスの愛称の可能性があります。




ラインナップ拡張だけでなくコア資産クラスとして使えるファンドの登場を希望

それにしても信託報酬0.80%と高めの米国ハイイールド債券インデックスファンドにどれほどの需要があるのかどうか疑問です。
米国ハイイールド債(投資不適格債、ジャンク債)のリターン、リスクを正しく理解し、アセットアロケーションに組み入れようとされる方はほとんどいないと思います。(表面利回りの高さにつられる方を除く)

既に米ドル建てのマークイット iBoxx 米ドル建てリキッド・ハイイールド・キャップト指数をベンチマークとする信託報酬0.92%の i-mizuhoハイイールド債券インデックス( 為替ヘッジなし)と為替ヘッジ付きの i-mizuhoハイイールド債券インデックス( 為替ヘッジあり)がありますが、すっかりマイナーな商品となっています。


個人的には、eMAXISインデックスシリーズのようにむやみにラインナップ数を増やす方向でなく、コア資産クラスの低コストファンドか、またはコア資産として使える
の登場を希望しています。


野村インデックスファンド・米国ハイ・イールド債券、野村インデックスファンド・米国ハイ・イールド債券・為替ヘッジ型の2ファンドについては、詳細がわかりましたら追ってブログにてお知らせします。


関連記事

 [2016.07.14追記]
 Funds-i フォーカスシリーズとしてFunds-i Focus 米国ハイイールド債券等2ファンドが本日設定

 [2016.07.24追記]
 野村インデックスファンドFunds-iシリーズ全18ファンドのコスト、ベンチマーク一覧(2016年7月)
関連記事

COMMENTS

0Comments

There are no comments yet.