2007年から始めたインデックス投資の記録です。投資信託やETFを使って低コストで日本、先進国、新興国株式への国際分散投資を行っています。2019年にアーリーリタイア(FIRE)しました。現在はeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)をメインに積立中です。

SMT 日本株配当貴族インデックス・オープン、SMT 米国株配当貴族インデックス・オープンが新登場

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SMTインデックスシリーズSMT 日本株配当貴族インデックス・オープンSMT 米国株配当貴族インデックス・オープンの日米2つの高配当株式インデックスファンドが2016年8月31日に追加されました。


<最終更新日:2023年1月4日>


SMT 日本株配当貴族インデックス・オープン、SMT 米国株配当貴族インデックス・オープンが2016年8月に登場

 SMT 日本株配当貴族インデックス・オープン | EDINET ⇒リンク切れ
 SMT 米国株配当貴族インデックス・オープン | EDINET ⇒リンク切れ


SMT 日本株配当貴族インデックス・オープン、SMT 米国株配当貴族インデックス・オープンのコスト、ベンチマークはそれぞれ以下の通りです。


SMTインデックスシリーズ 追加ファンド
 ファンド 信託報酬(税抜)信託財産留保額ベンチマーク  
SMT 日本株配当貴族インデックス・オープン 0.42% なしS&P/JPX配当貴族指数(配当込み)
SMT 米国株配当貴族インデックス・オープン 0.55%なしS&P500配当貴族指数(税引後配当込み)


当初の販売会社は、EDINETではまだ三井住友信託銀行のみとなっていましたが、現在はSBI証券、楽天証券その他主要ネット証券やソニー銀行で購入できます。



S&P/JPX配当貴族指数

 S&P/JPX配当貴族指数 | 日本取引所グループ

SMT 日本株配当貴族インデックス・オープンのベンチマークであるS&P/JPX配当貴族指数は、以下のように、TOPIXのうち時価総額・流動性基準等を満たす配当利回りの高い40~50銘柄で構成されます。


S&P/JPX 配当貴族指数はTOPIXのうち時価総額・流動性基準を満たす銘柄について、配当の成長性と継続性の観点で銘柄を選定し、配当利回り加重平均で算出されます。

配当の成長性と継続性が高い銘柄を選ぶため、10年以上、増配または配当を維持した銘柄を対象とします。


継続可能性の観点から以下の条件を満たす銘柄を対象とします。
・配当性向が0%以上100%以下の銘柄
・配当利回りが10%を超えない銘柄

上記の条件を満たす銘柄のうち配当利回りの高い順に40~50銘柄を選定します。





S&P500配当貴族指数

 S&P500配当貴族指数 | S&P ダウ・ジョーンズ・インデックス

SMT 米国株配当貴族インデックス・オープンのベンチマークであるS&P500配当貴族指数は、以下のようにS&P500構成銘柄のうち、過去25年間連続して毎年増配している優良大型株の均等ウェイトにて構成されています。
銘柄数は64銘柄で構成されています。(2022年4月29日時点)

S&P 500配当貴族指数は、S&P 500構成銘柄のうち、過去25年間連続して毎年増配している優良大型株のパフォーマンスを測定している。この指数は各銘柄のウェイトを均等化することにより、各構成銘柄をその規模にかかわらず別個の投資機会として捉えている。



S&P500配当貴族指数をベンチマークとするETNとしては、NEXT NOTES S&P500 配当貴族(ネットリターン) ETN(2044)があります。同指数をベンチマークとするインデックスファンドはSMT 米国株配当貴族インデックス・オープンが初となります。



初の高配当株式インデックスファンドの登場

低コストインデックスシリーズ初の高配当インデックスファンドとなります。

Funds-iインデックスシリーズFunds-i Focus 米国ハイイールド債券等2ファンドeMAXISインデックスシリーズeMAXIS 豪州債券インデックス、 eMAXIS 先進国債券インデックス(為替ヘッジあり)、eMAXIS 新興国債券インデックス(為替ヘッジあり)といった、マニアックで需要も少なそうなファンドを出すなど、従来のインデックスファンドシリーズはメインの主要アセットクラスは、ニッセイインデックスシリーズたわらノーロードシリーズに比べコスト面で魅力が薄くなっていました。

継続して高配当を継続できる銘柄群に低コストで投資し、TOPIXインデックスファンドや、S&P500インデックスファンドより高パフォーマンスに期待したい方も多いと思います。

その中で、SMTインデックスシリーズが、高配当インデックスファンドを登場させてきたのはいい狙いどころです。

EDINET記載の販売会社が三井住友信託銀行のみということで、ラップ口座専用のステート・ストリートインデックスシリーズと一瞬同じに予感もしましたが、信託報酬がそれほど低いわけでもなく、既にSMTインデックスシリーズ17ファンドは、いずれもノーロードで主要ネット証券で販売されています。

実際、2022年5月時点では予想通り、SMT 日本株配当貴族インデックス・オープン、SMT 米国株配当貴族インデックス・オープンもいずれネット証券で販売されています。

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 SBI証券での取り扱いが始まりました。
 [2016.08.30追記]
 SMT 日本株配当貴族インデックス・オープン、SMT 米国株配当貴族インデックス・オープン SBI証券にて発売


 [2023.01.03追記]
 はるかに低コストの米国株式配当貴族インデックスファンドが登場しました。
 Tracers S&P500配当貴族インデックス(米国株式)が信託報酬最安の0.105%(税抜)で登場
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