2007年から始めたインデックス投資の記録です。投資信託やETFを使って低コストで日本、先進国、新興国株式への国際分散投資を行っています。2019年にアーリーリタイア(FIRE)しました。現在はeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)をメインに積立中です。

たわらノーロード 先進国株式<為替ヘッジあり>、たわらノーロード 先進国債券<為替ヘッジあり>が登場 楽天証券で購入可能に

稲穂

たわらノーロード 先進国株式<為替ヘッジあり>、たわらノーロード 先進国債券<為替ヘッジあり>が信託報酬0.2%台で新登場にてお伝えした為替ヘッジ付き2ファンドが、たわらノーロードシリーズに本日10月3日より追加され、楽天証券にて一般購入できるようになりました。(もちろんノーロード)



たわらノーロード 先進国株式<為替ヘッジあり>、たわらノーロード 先進国債券<為替ヘッジあり>が新登場

たわらノーロードシリーズに、以下2ファンドが加わり、計9ファンドとなりました。

 たわらノーロード 先進国株式<為替ヘッジあり> | アセットマネジメントOne 
 たわらノーロード 先進国債券<為替ヘッジあり> | アセットマネジメントOne


たわらノーロードシリーズに追加された2ファンドのコスト、ベンチマーク、コメントを以下に再掲します。

 ファンド   信託報酬(税抜)信託財産留保額  ベンチマーク 決算日 コメント
たわらノーロード 先進国株式<為替ヘッジあり> 0.225%なしMSCIコクサイ・インデックス(配当込み、為替ヘッジあり) 10月12日Funds-i外国株式・為替ヘッジ型(信託報酬0.55%)よりも信託報酬半分以下の超低コスト。
たわらノーロード 先進国債券<為替ヘッジあり> 0.20%なしシティ世界国債インデックス(除く日本)(為替ヘッジあり) 10月12日今まで信託報酬最安のSMT グローバル債券インデックス・オープン(為替ヘッジあり)(信託報酬0.50%)の4割の信託報酬。



EDINETでは販売会社は、SBI証券楽天証券、みずほ銀行となっていましたので、SBI証券でも後ほど一般発売されるはずです。





為替ヘッジコストには注意

たわらノーロード 先進国株式<為替ヘッジあり>、たわらノーロード 先進国債券<為替ヘッジあり>が信託報酬0.2%台で新登場でもお伝えしたように、為替ヘッジありのファンドは一般に以下の特徴があります。

  • 為替ヘッジコスト分の期待リターンは下がるデメリットあり。

  • 為替変動の値動きが抑えられる分、基準価額の値動きがマイルドになる、リスク低減のメリットあり。


為替ヘッジコストは、外貨と円の金利差以外に需給要因によっても変化するため一定ではなく、思わぬ高いコストを負担する可能性があります。
(為替ヘッジコストは、信託報酬にも実質コストにも表れず、(為替ヘッジありの)ベンチマークの指数にその分織り込まれているためわかりにくいので要注意です。)

私自身は為替ヘッジありのファンドに投資する予定は基本的にありませんが、個々のアセットアロケーションや事情によっては、為替ヘッジをかけることが(期待リターンが下がっても)有用な場合もあり、そういった方には今回の超低コストの為替ヘッジありのインデックスファンドの登場は価値があるでしょう。


以下一覧表にも今回追加された2ファンドを追記しておきました。

低コストインデックスファンドの実質コスト完全比較 (2016年9月更新) - インデックス投資日記@川崎




たわらノーロードシリーズを運用している旧DIAMアセットマネジメントは、みずほ信託銀行(資産運用部門)、みずほ投信投資顧問、新光投信が2016年10月1日より統合し、アセットマネジメントOne株式会社となっています。

統合による効率化による今後のさらなる低コストファンドの登場にも期待しています。


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 [2016.10.06追記]
 たわらノーロードシリーズ全9ファンドの信託報酬、実質コスト一覧(2016年10月)

 [2016.10.12追記]
 たわらノーロード 先進国株式<為替ヘッジあり>、たわらノーロード 先進国債券<為替ヘッジあり>がSBI証券でも購入できるようになりました。
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